【Web内覧会⑧-2】青い小部屋【ランドリールーム】
さあ寄ってらっしゃい見てらっしゃい!
月に一度のWeb内覧会だよ!!(開き直り)
さて、本日はランドリールーム内覧会の続きです。
この部屋にあるアイテムもイチから選び揃えましたのでディティールをご紹介していきたいと思います。
Web内覧会について
内覧会は設計意図と仕様の説明になります。
基本的にポジティブな内容にしたいと思っていますので、失敗点や後悔部分は別記事にてまとめます。
なので「あれ?」と思うところがあってもスルーしてくださいませ。
■Web内覧会アーカイブ
【Web内覧会①】抜け感とフォーカルポイント【玄関ホール】
【Web内覧会②】シンプルなわびさび【和室】
【Web内覧会③】白とグレーと時々グリーン【洗面所】
【Web内覧会④】飾り気の無い大人空間【1Fトイレ】
【Web内覧会⑤】光に向かって昇る【階段】
【Web内覧会⑥】我が家のSymbol Light【二階ホール】
【Web内覧会⑦】我が家で最もPOPな場所【二階トイレ】
【Web内覧会⑧】既成ドアの可能性【ランドリールーム】
第八回の2回目はランドリールームのディティールです
間取りと要望はこちらをご覧ください。
今回のポイント、キーワードは
・洗濯動線を最小限に!
・物干しバーの新たなスタンダード
・サイズチェックは入念に
の3点でございます。
前回もお見せした全体像。青いですね。
🄫 Daijirou Okada
私は家事の中で一番洗濯が憂鬱です。
いえ洗うのは好きなんです。色んなものがきれいになって清潔になるのはとても嬉しい。
でも干すのが…!干すのがとてつもなく嫌い…!!
そんな私が考える、最も洗濯物干しが気楽にできる方法。
それは洗濯機のすぐ側で物干しハンガーに吊るし、ベランダにはそれらを持って行くだけにすること。
間違っても重い洗濯物をベランダまで運び、紫外線を浴びながらハンガーに干す行為などをしてはいけません。
お肌にも大ダメージ!
旧居では脱衣所の洗濯機から洗濯物を取り出して、お風呂の浴室乾燥用のバーのハンガーに全部かけ、それを持ってベランダに出ていました。
でもリビングを横切らないといけないので、ちょっと動線に不満がありました。
新居では、洗濯機と物干しバーとベランダをゼロ距離にすべく、二階にランドリールームを設けました。
これで労力を半減。おまけに取り込んだ後はそのままクローゼット化(という名のかけっぱなし)。
洗い物を一階から持ってくるという作業はありますが、軽いですしどうせ二階に昇るついでなので苦ではありません。
そしてさらにモチベーションを上げるべく、クロスは爽やかなグレイッシュなブルーに!
大人気のモリスヘリテージカラーズのSlateです。
こちらは表面がフラットで、実際に見た人には十中八九塗装壁と見間違えられます。
オーダー物干しバー
アイアンや金属加工会社などを検索しまくり、目に止まったのが下のセイコーステンレスさんの施工例。
HOSERUNO オーダータイプご注文|技術者ブログ|お客様の想いを形にするセイコーステンレス
元々商品としてあったHOSERUNO(外壁用布団干しパイプ)を、物干し用に改変オーダーしたもので、「これだ!」と飛びつきオーダーさせていただきました。
サイズはφ25,W1300mm×H400mm。
こちらを施主支給して工務店さんに取り付けてもらったのですが、事前に下地を入れるなどの処置が必要になりますので、よく施工会社と相談する必要があります。
この記事を書くに当たって、久しぶりにサイトを覗くとステンレス製室内物干しハンガーパイプ「HOSSII」なるものが新商品として登場しておりました。
www.tesuriya.com
室内干しを希望する方が増えてきたこともあり規格商品として加えられたそうです。
これでより簡単によりお手頃にオーダーすることが可能となりました!気になった方は是非是非ご検討くださいませ。
メールレスポンスも早く親切丁寧な業者さんです。おススメ!
スロップシンク
あると便利なスロップシンク。
割とこじんまりしたタイプですね。
洗いものをしたり、ベランダの清掃に利用したり、加湿機や除湿機の水 の入れ替えをしたり。
ランドリーに限らず、2階に水場があるというのは大変助かる場面が多いです。
スロップシンクの上にはパイプ棚があるとこれまた便利です。
ちょい置きは勿論、ここで洗濯機の糸くずフィルターや除湿機のタンクなどを干したりします。
水が垂れても下がシンクなので安心というわけです。
予定していたR1055が廃盤の為変更。こちらの方がデザインは好みです。
水栓はちょっとレトロなタイプでかわいいです。
折り畳みカウンター
スロップシンクの横には折り畳みができるカウンターを設置しました。
最初、ハムさんに「折り畳める必要ある?」と聞かれたんですが、広げた状態と折り畳んだ状態では部屋の広さがまるで違うので、それを体感すると納得した模様です。
このカウンターが、1Fトイレの内覧会で書いていたもう一つのPanasonicの耐水インテリアカウンター(現インテリアカウンター:耐水集成タイプ)。
こちらは白色塗りつぶしで木目は見えないタイプです。
このカウンターで洗濯物をたたんだり…と思っていたのですが、現状カウンターの方が畳まれっぱなしです。
何故かと言うとこうなっているから↓
FREDDY LECK のアイロン台が鎮座。
ハムさんもWさんも、カウンターの上にアイロンボードを置いてアイロンするものと思っていたらしく、かなりびっくりされました。
私もびっくりです。でも欲しかったので。
とりあえず立ってアイロン掛けをしたいと思っていたので、そこは満足です。
コンセントはカウンターより上に一個つけておくと便利ですよ。
いざとなったらアイロン台も畳む。
カウンター正面の壁にブラケットライトを。
これが何気にあってよかった照明です。
何故かと言うと、夜アイロン台前に立つ時、天井中央にあるダウンライトだけだとアイロン台が自分の影で暗くなってしまうのです。
ですが、この照明があるおかげで手元が明るく快適にアイロンをかけることができます。
無いとかなり不便でしたね。
夜、この照明だけでアイロンがけをするのもなかなかオツなものです。
洗濯機
お次は洗濯機。
ドラム式でも海外製でもなく、国産メーカーの縦型洗濯機です。
入居直後の写真の為、棚板の上がとりとめない感じですが見ないふりでお願いします。
PanasonicのNA-FA100H3(現行NA-FA100H5の旧モデル)。
隔離されているので、デザイン<性能で選びました。
このシリーズの注意点はフタが全開になること。
想定以上に高さが出るので、家電量販店で現物を見て驚き思わず棚板の位置を図面で確認したものです。
結果超ぎりぎりで大丈夫でした。
カーテンレール
スチールのカーテンワイヤーです。
これはIKEAのもの。施主支給です。
取り付け自体はカーテン屋さんにお願いしましたが、結構苦戦されていましたね。
女性一人でも取り付けているブログなども見かけますが、不器用な人はやめておいた方がいいかも。
こんな感じでランドリールームのディティール紹介でした!
no laundry room,no life
とにかく作ってよかった、という感想しかありません。
都合上2畳程度の小部屋となりましたが、必要十分です。もう一畳あればかなり余裕はあったと思いますが。
室内干しやランドリースペースを作る方は年々増えてきていますね。
何か参考になることがあったら幸いです。
それでは皆様、良いランドリーライフを!
仕様
パイプハンガー:オーダー(セイコーステンレス)
スロップシンク:SK510(TOTO)
パイプ棚:R1755-400(リラインス)
水栓:124-105(カクダイ)
ブラケット:GLF-3453BK(後藤照明)
ダウンライト:DDL-5104AW(ダイコー)
スイッチ:WS5116+WS5117+WS9563(Panasonic)
コンセント:WN1302H+WN7503(Panasonic)
クッションフロア:HM-1007(サンゲツ)
クロス:LW-774(リリカラWill)
次回予告
寝室かな?
今日は以上です。
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@ ´ エ`)ノシ また来月~?
【Web内覧会⑧】既成ドアの可能性【ランドリールーム】
| |д・) ひょっこりはん
えー気づけば年明けから一度も記事を更新しておりませんでした。
家づくり仲間の皆さまを忘れたことは一日たりとも無く、日々各ブログ様の巡回は行っておりましたがコメントするには至らず、この記事の下書きも2か月近く放置したままでございました。
その間、以前から交流のあった設計段階だった方々ももう竣工間近となっていたり、また新たな魅力的な家づくりブロガーさんと出会ったりと、時の流れの早さに驚きを禁じ得ません。
さて先月末でこの家に住んで早くも1年になりました。
まだまだ家に手を加えたい、アレがしたい、コレが欲しいという欲求は衰えず、そして予算は追い付かず。
にも関わらず1月で前職を辞めてしまい、インテリアやキッチングッズは私のポケットマネーでこそこそ買い足しておりましたので今後の収入どうするどうなるであわわわわ。
そんな稼ぎに追いつく貧乏有りな日々を送っております。
さて(何事も無かったかのように)、本日は内覧会の続き、ランドリールームです。
書き始めるととんでもなく長い記事になることに気づきまして、今回はまさかのドアオープンまでの内容になっております。
Web内覧会について
内覧会は設計意図と仕様の説明になります。
基本的にポジティブな内容にしたいと思っていますので、失敗点や後悔部分は別記事にてまとめます。
なので「あれ?」と思うところがあってもスルーしてくださいませ。
■Web内覧会アーカイブ
【Web内覧会①】抜け感とフォーカルポイント【玄関ホール】
【Web内覧会②】シンプルなわびさび【和室】
【Web内覧会③】白とグレーと時々グリーン【洗面所】
【Web内覧会④】飾り気の無い大人空間【1Fトイレ】
【Web内覧会⑤】光に向かって昇る【階段】
【Web内覧会⑥】我が家のSymbol Light【二階ホール】
【Web内覧会⑦】我が家で最もPOPな場所【二階トイレ】
第八回はランドリールームです
間取りと要望はこちらをご覧ください。
今回のポイント、キーワードは
・既成品ドアのカスタム
これ1点でございます。
またこの画像から始めます。一番左のドアがランドリールームです。
🄫 Daijirou Okada
正面から見るとこんな感じ。
ウッドワンのソフトアート(シート貼)です。
閉めた状態でもホールまで光が届くように大きなガラス窓付きドアを採用。
計画当初はクリアのポリカーボネートの引き戸なども検討していたのですが、開き戸となり部屋のコンセプトも固まってきたので、他と違って多少こってりとしたデザインのドアとなりました。
輸入ドアがデザイン的には理想でしたが、予算の問題、とあとガラスの安全性を考えウッドワンを選択しました。
設計時にマイホームデザイナーで展開図を確認すると、隣のh2400のフルハイトドアとh2000のこのドアが並ぶとかなり違和感があることに気づきましたので、先生と相談してドアの上に窓をつけることにしました。
これは欄間付きドアを改造してガラスを入れてもらった…と記憶しております。
こんな風に縦辷り窓の様に開き、3段階の角度で固定することができます。
また取っ手は丸いドアノブをイメージしていましたが、メーカーにはレバーハンドルしかありませんでしたので、取っ手レスの状態で納入してもらい、ノブを施主支給して現場で取り付けてもらうことにしました。
蝶番もメーカーのものはプラッチック感が強かったので、同じく米メーカーのEMTEKを用意していたところ、国産と海外産でドアの厚みが違うらしく規格が合わないと言われ、急遽他の候補を調べて変更。黒の蝶番って案外少ないと思います。
ノブは米メーカーのKWICKSETのハンコックを採用。
蝶番はベスト社のブラックシリーズより。時間が無かったので一番先に見つけたこれでお願いしましたが、×2で結構なお値段しますのでできればもう少し時間をかけて探したかったのが本音。物自体は満足しています。
それぞれスチールとステンレス鋼製です。ズッシリ重厚感があり、シート貼りのドアのクオリティを底上げしてくれているような気がします。
この時期(竣工1か月前)は業者並みに毎日何かしら発注してました…。
蝶番もじゃあどのサイズがいいのかと聞いてもはっきり返答がもらえず時間も迫る中で四苦八苦して調べた思い出の品です。
ちなみにウッドワンのドアは36mm厚で蝶番規格が寸法102mm厚さ2.5mm以上となります。ご参考まで。
今回は既製品のドアでもこれくらいカスタムできるよーというお話でした。
では次回に向けてドアオープン!
仕様
ドア:CDF49CY-C-DK(ウッドワン)
ノブ:720H514(KWICKSET)
蝶番:平儀星蝶番 No.130(ベスト)
クロス:LW-774(リリカラWill)
次回予告
ランドリールームのディティールをご紹介!
今日は以上です。
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2018カレンダーとノイバラ
Merry Christmas!
玄関にツリーを飾りました。モザイクと競演させてみました。
全長90cmとミニサイズなのでツリートップの星が大き過ぎでゆらゆらしていますw
オーナメントはカッパーゴールドバーガンディーな色合いでまとめてみました。
全くの平日でございますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
聖夜ディナーは昨日済ませましたので、本日は通常運行です。
我が家のコンロはデリシアグリレで、おまけにココットダッチオーブンがついてくるタイプです。今年のローストチキンはこのココットダッチオーブンを使用して、魚焼きグリルで焼いてみました!
思いのほか短時間かつ美味しく焼きあがりましたので、おすすめです^^(画像なし)
さてクリスマスも終わると一気に年の瀬感が増してきますね。
新しいカレンダーをそろそろ出そうかな、というところで、本日は我が家の来年のカレンダーを二種類ご紹介します。
ポスターカレンダー
一つ目は壁に1月1枚ごとに貼るポスタータイプのカレンダーです。
こちら1月。
奇数月は白地に黒字、偶数月はライトグレー地に白字の月数字がダイナミックに配置されています。毎月デザインが異なることが下記のリンクから確認していただけます。
精興社さんが毎年出しているカレンダーで、とてもシンプルで素敵なデザインだと思うのですが、ブログやinstagarmの検索でもまるで引っかからず何故だろうと思っていたのですが、届いてその理由が分かりました。(私なりに)
めちゃくちゃ大きい!のです。
サイズは1030×728との記述もあり、事前に貼る予定の壁でサイズ感は確認していたのにも関わらず、届いてみると想像以上に大きいんです。勝手に普通のポスターサイズだと思い込んでいたので、想定より2倍近く大きく感じます。
上の画像ではサイズ感が伝わり辛いので少し引き画像を。
ダイニングの奥の壁に貼ります。1の主張がすごい。
ザミーちゃんは日光浴中。夜はコーナーにいます。
うーんこれでもサイズ感が伝わりませんね。普通のポスターくらいに見える。
ちなみに精興社というのは活版印刷で有名な印刷会社です。
1913年4月、白井赫太郎により東京活版所として東京都神田区美土代町に設立された。白井は活版印刷の品質の向上を目的として、新しい書体の開発を君塚樹石に依頼、精興社タイプと呼ばれる、細身の美しい書体を作り上げた。また一度使用した活字は再利用せず、再度鋳造することにより、非常に美しい印刷物を作ることに成功したが、1995年8月で活版印刷を終了した。
精興社は、岩波書店や、福音館書店のDTPや印刷を手がけている。
精興社 - Wikipedia
精興社書体は本好きの方であれば、見れば「ああこれか!」とすぐにお分かりになると思います。
印刷会社さんのカレンダーだけあって、紙質印刷共にとてもクオリティが高いと思います。私が撮った画像では伝わらないのが本当に残念無念。
卓上カレンダー
もう一つは卓上カレンダーです。
先日作ったハーバリウムの隣に鎮座。
straysheep.hatenadiary.jp
月刊フローリストさんのオリジナルカレンダーです。
floristonline.jp
大体花関係のカレンダーは華やかでビビッドな色彩のものが多いのですが、こちらの卓上カレンダーの写真はとても静謐な印象。
写真に合った繊細な英字も素敵です。
カッパーのリングも上質感があって良いですね。
もう一ついいところは週めくりであること。
こんな素敵な画像が12枚ではなく50枚以上拝めるのが嬉しいです。
ノイバラ
実のついた枝物をLDKに飾りたいなあと思っていたんですよ。
できれば赤い実で、クリスマスと新年の両方を彩れるような。
夏くらいに気になる花屋さんを見かけたのですが、時間が無く寄ることができずそのまま場所も忘れてしまっていました。
先日たまたまその近くを通りかかり「そうだあの花屋がこのへんにあるはず!」と、探しようやく訪れることができました。
一風変わった花屋さんのようで、年配の店主に猫と共にのんびりとサロンのように応対していただきました。
並ぶ花は一般的な花屋さんでは余り目にしないような洒落たものが多く、出されたお茶を座って飲みながら、ハムさんとしばし店内を眺めておりました。
思っていたような枝物もずらりでわたし歓喜。
赤い実の枝を購入決定後に「これは何ですか?(無知)」と聞くと「ノイバラです」との返答。
知ってる知ってるM邸オーナーさんのブログで見た。
素敵なノイバラ&インテリア画像満載の記事→NEUVE - ノイバラの実
というわけでカレンダーと競演。
普段はダイニングテーブルに隣接したキッチンのアイランドに飾っています。
ずん胴のガラスベースに無造作に生けただけですが、動きが面白いので割と迫力が出ます。
ベース写ってねえええ。
今日は以上です。
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@ ´ エ`)師走っすなあ