羊の家

迷えるヒツジとクマの家づくり 30代夫婦が建築家と工務店と三者四脚で走る備忘録

入居一年半経ってもモヤモヤすること~タイルの価値は目地で決まる編~

こんにちは!(@・∀・)ノハローエビバデー

タイトルが釣り気味で申し訳ありません。

本日は入居一年半以上経っても気になる点についてです。
建築当初からずっと気にしていてモヤモヤしている箇所。
 
 
そう、洗面所のタイルです。
 
 
モヤモヤの変遷↓

色濃すぎ、目地太すぎ問題発覚
【洗面所】やっちまったー!かもなタイル - 羊の家

時間が経てば薄くなるだろうと思ったがイマイチ納得できず
人生いろいろタイルもいろいろ - 羊の家

やり直しはしていただいたものの…
【Web内覧会③】白とグレーと時々グリーン【洗面所】 - 羊の家
 
 
Web内覧会記事でもまだくすぶっていますね。
 
色々あって仕上がりには全く納得しておらず、時間が経てば気にならなくなるかもしれない、と希望を込めて様子見を続けること一年半。

どうにもこうにもやっぱり気に入らないぜ!!

ということで今回対策を施しましたので記事にすることにいたしました。
早い話が当時の鬱憤をぶっちゃけちゃおうという内容です。
 
 

やり直した結果は果たして

施工やり直しの際、目地幅を狭めること、目地色を薄くすることと
理想の画像を見せ、目地を深くしてエッジを強調して欲しいと伝えました。
(やり直し代は幸い材料費のみの良心対応でした)
 
職人さんは「う~ん分からんなあできるかなあ」みたいなことをおっしゃっていましたが、今まで数々の家ブログで職人さんが「あまり期待しないでよ」風に言っても仕上がりはばっちりー!というのを見てきているので内心大丈夫だろうと楽観視していました。
現場監督も画像を見て理解してくれたみたいでしたし。

目地色は現場でホワイトと混ぜて自分で色味の確認もしました。

仕上がり↓ f:id:glante29:20181030173306j:plain

目地色はホワイトとライトグレーを2:1で混ぜてもまだ理想よりも濃かったorz。
多分9:1くらいにしないとダメだったと思いますし、現場で私もGOサインを出したのでこれに関しては文句は言えず。

目地幅はやや狭くなっており合格ライン(偉そうに)。

しかし目地の深さはあまりやり直し前と変わっていないような…気持ち深くなった?かな?程度。
エッジが目地に埋まっていて丸くのっぺりしていて、マシアの表情が殺されているように感じます。

「あ、ほんとに分からなかったんだ…」と茫然としました。
 
 
見せた画像はこちら。
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目地が深くてエッジが綺麗に出ている為、陰影がはっきりしているのが伝わるでしょうか?
 
この立体感、表面も側面も波打ったラインの曲線こそがマシアに感じた魅力なのです。
直線的な目地がいいのなら、始めからもっとフラットなタイルを選んでいます。
 
 

問題はそれだけではなかった

これだけならまだ技術、センス、相性の問題なのでしょうがない部分はありました。
職人さんも「できる」と断言はしなかったですし。

しかし、どうしても許せなかったことがありました。
 
近づいて見ると目地のそこかしこに白いゴミのようなものが混じっています。

f:id:glante29:20181030173854j:plain

タイルの施工前の状態を見たことがある方ならピンと来る人もいるかも。
これは、タイルの表面についているロウの緩衝材(重ねて保管する際に傷つけない為)に違いない。
 
そう思って営業Wさんに連絡すると「職人さんに確認します!」と一旦切り
10分後「そうです。緩衝材だそうです。」との返事。

だそうです、じゃないわ

何でそんなものが目地に紛れこんでるんだって話ですよ。
あ…書いてて思い出し怒りが…
 
こちらの想像通りに施工できないのはしょうがない。100%は伝わらないこともある。

でもこれは技術云々以前の話だ。

正直正当にやり直しを要求できるレベルだと思いましたが、こんな意識では何度やっても同じこと。
二度とN社のタイル職人にうちのタイルは触らせない、と心に決めました。
 
 

N社の対応

実際もうやり直しができる時間も無く(完了検査ど直前)、職人の手配もできないのは分かっていました。
 
とそこにWさんから「僕が削ります!」の申し出。

職人でもないWさんが何故…とか削ってなんとかなる…のか…?という思いはありましたが、先述通りもうN社さんにはお願いせず入居後自分でどうにかしようと思っていたので、”どうなってもいいや”と、とりあえずお願いしました。

straysheep.hatenadiary.jp

↑引っ越し直前の造作テレビボード取り付けの日、洗面所でWさんが一生懸命何かをやられていました。
私も仕事の昼休みに抜けて来ていて時間が無くテレビボードの方に付きっきりだったのでWさんの方はよく見てはいませんでした。
 
後日「削り過ぎが怖いのでこれ以上は無理です!」の報告と共に見た目地は…

見事にあちこち中途半端に削られてデコボコとなっている上ゴミはまだまだ残っており、一体何がしたかったんだという仕上がりでしたが(案の定だよ!)、悟りの境地だった私は「ああ…はい。」と何も言いませんでしたとさ。
 
二度とN社の人間にうちのタイルは(以下略
 
 

遂に最後の手段

目地を少し削って上から新しい目地を塗り込めばいーんじゃない?と安易に考えていた私。

入居後、外構(N社とは無関係の会社)のタイル職人さんがとても素晴らしかったので、責任者の方に修繕を相談したところ快く引き受けてくださいました。
よしこれで安心だ、と一息ついたのも束の間。

当の職人さんから「目地の上から目地は塗れない」とお断りの返事が。
きちんと接着できないし、後々割れてくるんだそうです。
一からのやり直しは周囲への影響も大きく現実的ではありませんでした。
 
絶望オブ絶望の淵に立たされていた私でしたが、残る手段としてとあるDIYに心当たりがありました。
 
但し少々面倒なのと、新築すぐにDIYしてしまうのに抵抗があった為、様子見を兼ねてその後1年半タイルをそのままにしました。
そしてついに限界が来て冒頭の「対策を施す」こととなるのです。
 
次回その対策について書いていこうと思います。

 
 
今日は以上です。
 
 
 
 
 
 
 
 
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@ ´ エ`)つづくっ