人生いろいろタイルもいろいろ
ここんとこずっと頭を悩ませていたのが洗面所のタイルです。
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続報がちらっとこちらに
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クロスや設備の進捗にわくわくしていた半面、現場に行くたび洗面所で長時間タイルを眺めてはモヤモヤした気持ちを抱えていました。
まだ目地の色は薄くなるだろう。
時間が経てば見慣れて来るのでは?
そう思って10日待ちました。
でもやっぱりしっくり来ないんです。
目地の色がまだ落ち着かないのもありますが、原因は目地が太いこと、一段目と二段目の幅のバランスが悪いことと、目地が浅いこと。
せっかくのタイルのラインが目地に埋もれてしまって、元々繊細なタイルが完全に目地に負けてしまっているのです。
白目地ならそれほど気にならなかったのでしょうが…。
とうとうWさんに監督とやり直しの相談をして欲しいとお願いしたのですが、なんとも歯切れが悪い返事。
せっかく作ったもののやり直しをお願いするのは気が進まないのは分かりますが、こちらもこれでは納得がいきません。
はっきりした返事をいただけないままクロス貼りがほぼ終わってしまって設備の取り付けが始まってしまいました。
洗面カウンターがついたらやり直しはもっと大変になります。
もう限界だと思った私は、折よく現場に来られた監督に直談判を決行しました。
監督も「こういうものです」「やり直しても結果は同じ」と最初はこちらの説得にかかりました。
が、私が全く納得しないのととある施工例の画像を見せたことでなんとかやり直しを了承していただけました。
「始めにそれを僕が見ていたらよかったんですけど…」と言われました。確かに。
でもタイル屋さんがタイルの特性とか目地の色とか見てベストなバランスにしてくれると思っていたんです。
こちらがそこまで指定するのもどうかと思ってしまったのがいけなかった。
イメージはやっぱり伝えるべきでしたね。
しかしそうと決まればグダグダしないのが監督のいいところ。
どうやったら最小の手間と被害でやり直せるか即座に考えてくださいました。
普通ここまで固まったタイルをやり直すとなるとガンガン割っていくのが普通なのですが、下地やすでに施工済みの床や壁のダメージが大きくなります。
そこでなんとタイルを下地ごと切り取って新しい下地をつけるという方法をとることになりました。
ここまでが先週末。
で、今日すでにこんな状態になっておりました。
クロスはやり直さなくても済みそうです。よかった!
目地幅平均5mm(最大7mm)だったのを平均3mm(最大5mm)に修正。
目地を深くして、もう少しエッジを強調してもらいます。
これでやっぱり変だったら、諦めます。私のセンスが無かったということです。
ハムさんも「これは太いし変だねえ」と言っていたのですが、「この際目地も白にしたら?」とも言われました。
確かに目地を白にすれば失敗は無い…けれど。
それじゃ面白くないじゃないか。
いつも私の悪趣味に付き合ってもらってほんとすみませんです。
玄関ポーチのタイルも貼られ始めました
平田タイルのクオーツです。
300×300と300×600の組み合わせです。
本来はもう一種類600×600があるのですが、ショールームで見てもかなり大きく感じたので外しました。
こうやって見るとあっても良かったかな?とちょっと思ったり。
製品紹介|高級輸入タイルブランド「ハイセラミクス」by平田タイル
カタログの写真がとても気に入っていたので、洗面所と同じ轍は踏むまいと事前に平田タイルさんに目地幅、目地色、目地材を問い合わせた結果を伝えています。
ちなみに
・目地幅:3mm
・推奨目地:日本化成 M4(黒)
です。
このタイルはエッジがシャープなので、目地は細ければ細いほどモダンでかっこいいのです。
実際に見る限り、かなりタイル屋さん攻めてくれたなー!って感じですね。
目地材が入った仕上がりを見るのが楽しみです。
今日は以上です。
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@ ´ エ`)やり直しはイヤよね。ごめんなさい。