【Web内覧会④】飾り気の無い大人空間【1Fトイレ】
ちょっと間隔が空きました。
朝夕は大分涼しくなって秋の気配を感じる今日この頃。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
我が家先週末は半年点検でした。
もう入居して半年も経ったんですね。(なのにまだ内覧会の序盤というていたらく…!)
3つの季節が過ぎようとしていますが、未だに手をつけられていない場所もあります。
夏は暑すぎて作業が全く捗らないので、もう少し涼しくなったら再始動できるように準備していきたいと思います。
さて本日はトイレの内覧会です。
他の部屋に比べて小さなスペースなのでそんなに書くことは無いかなと思ったのですが、意外とパーツが多い場所でもあります。
ここのインテリアは竣工前から確定していたので、入居してすぐ形になりました。
Web内覧会について
内覧会は設計意図と仕様の説明になります。
基本的にポジティブな内容にしたいと思っていますので、失敗点や後悔部分は別記事にてまとめます。
なので「あれ?」と思うところがあってもスルーしてくださいませ。
■Web内覧会アーカイブ
【Web内覧会①】抜け感とフォーカルポイント【玄関ホール】
【Web内覧会②】シンプルなわびさび【和室】
【Web内覧会③】白とグレーと時々グリーン【洗面所】
第四回は1Fトイレです
間取りと計画の内容はこちらをご覧ください。
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要望はこちらをご覧ください。(水回り関連一緒くたです)
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トイレは計画や要望と変わったところが多いかも。
ポイント、キーワードは
・造作カウンター
・ストラップの鏡
・ノーアクセントクロス
でございます。
玄関からすぐ左手の引き戸がトイレです。
建具は洗面所と同じ神谷のフルハイトVERTICAヨーロピアンウォルナットです。
玄関すぐのトイレについての是非は昔から問われていますね。
玄関での来客中に行きづらいというのが主な理由だと思いますが、昔と違って玄関で長話するようなお客さんもいませんし、2Fにもトイレはありますので現代においては何も問題は無いと思います。
ただ玄関から見てパッとトイレであることが分かったり、ドアを開けた先が玄関正面、というのはちょっと気がひけるのでそこだけ少し考える必要があるかな。
それよりもリビングからの距離を考えた方が良いように思います。
私の場合はですが、家族であっても客の立場であっても、リビングからできるだけ遠い方がリラックスできますので…。
それでは我が家の1Fトイレです!
🄫 Daijirou Okada
メーターモジュールなので奥行が2,000、横幅は芯芯で1,185。
比較的余裕がある面積だと思います。
またトイレマットや便座カバーは、洗濯が面倒なのと清潔を保てないので使用しません。
※そもそもアラウーノは便座カバーNGです。
トイレはPanasonicのアラウーノSⅡ。
工務店標準の一番リーズナブルなタンクレストイレでした。
トイレはやっぱりTOTOでしょ!とネオレストにも憧れましたが、いかんせん差額が結構あったのであっさりアラウーノに決定。
アラウーノと言えば流すたびにモコモコの泡と水流でお掃除してくれるという激落ちバブル。
先輩がたに倣い、どれくらいの放置で汚れるのか実験してみたところ4か月くらいで溜水部分に黒カビができ始めました。
輪ジミやピンクカビ、こびりつきなどはできていません。
(便座裏は勿論、フチ裏は定期的に掃除した方がいいと思います)
でも黒カビ…?季節的なものもあるのでしょうか。あまり聞かない話なので困惑。
掃除の際はボタン一つで水位は下がるものの、下がりが甘いので停電時用の手動ハンドルで排水しています。
リモコンはスティックタイプが無いのが残念。
大きいけど、モノトーンなのは評価します。(上から目線)
少しアオリ構図なので鏡がえらく上にあるように見えますが、160cmの私でちょうどいい位置に設定してあります。
引っ掛けてある照明に荷重がかからないように鏡は固定してあります。
サイドのステッチとベルトが特徴的。
鏡探索の顛末↓
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照明はAJウォールのリプロダクト。
鏡を照らします。
カウンターを見ていきましょう。
手洗いボウルと水栓はKAWAJUNのものです。
ここにはあまり予算を割くつもりはなかったので、工務店提案からさくっとチョイスしました。
写真のせいで26cm幅のカウンターに対して小さく見えますが、一番奥行のある場所で20cmです。
ボウルの横にはトイレットペーパーの予備とアロマデフューザーを。
YAMASAKI DESIGN WORKSのトイレットペーパートレイはこんな感じ↓で3の字。素材はステンレスの艶消しです。
3連(6個置き!)のものや木製のタイプもあります。
アロマデフューザーはTherapy Rangeのものです。
香りはワイルドミント&ベルガモットでスッキリと。
茶色い瓶がヨーロッパの薬瓶ぽくてお気に入りです。
カウンターはPanasonicの耐水インテリアカウンター(現インテリアカウンター:耐水集成タイプ)です。
素材はアカシアの集成材で色はダークです。
我が家は旧仕様で、アカシア素材のみブラックダーク、ダーク、ミディアム、ライト、ホワイトの5色しかありませんでしたが、現行はゴム集成材タイプも増え10色展開のようです。
→耐水集成タイプ | インテリアカウンター | 室内ドア・フローリング・収納 | Panasonic
アカシアは木目の表情豊かな木材なのですが、集成材になっているせいか思ったよりおとなしめだと思いました。
それでもゴム集成材に比べると大分ワイルドです。
表面はしっかり耐水加工されているので、水が飛んでも全く染み込まずお手入れも楽々です。
水回りに木を使いたくない人でもこれならOKかと。
ややツルツルなので、木の温かみを求める人には力不足かも。
また好みのサイズ、形状のオーダーが可能で、端部の形状選択や穴あけ加工など自由が効きなおかつお値段も抑えめというなかなか優秀な建材だと思います!
気に入り過ぎて、我が家ではもう一か所このカウンターを採用している場所があるほどです。
手洗い器の下に配管隠しを兼ねた収納を造作。
幅は90cmくらいでプッシュラッチの観音開き扉です。
中はトイレットペーパーのストック、掃除用具、洗剤、サニタリー用品などが入っています。
適当に入れても容量はまだまだ余裕アリ。
さて続いてはペーパーホルダーです。
こちらはリラインスです。施主支給しました。
素材はサテンニッケルで、艶消しヘアラインなので指紋がほとんど目立たないのが嬉しい!
計画ではカウンターの下に位置する予定でしたが、何故か天井付けではなく壁付けタイプのホルダーを選んでしまった為、カウンター下の奥の壁に取り付けると手が届かないことが土壇場で判明しました!
というわけで現場で職人さんと相談してカウンターの反対側に取り付けていただくことにしました。
ぱかー
ペーパーを差し込むだけのタイプです。
使用中に抜けることは全くありませんし、蓋の重さで紙もむやみに千切れたりせず使い勝手のよいペーパーホルダーです。シンプル派にオススメ!
タオルリングもリラインスの同じシリーズのものです。
同じくサテンニッケル。
手洗い器の左側の壁についています。
ペーパーホルダーとタオルリングの素材を水栓に合わせてピカピカクロムにするか、ドアの鍵に合わせてサテンニッケルにするか迷いましたがサテンニッケルにしてよかったと思います。
落ち着きが出ますし、何より指紋が目立たない…!
ちなみにドアの鍵。ちょっと珍しいタイプ。
手がけと反対方向についています。
最後に床。
タイル調のクッションフロアです。ムラのあるダークカラーで締めます。
特徴としては滅多に無い15cm角サイズのタイル調であること。
大体30cm角サイズが多いと思うのですが、トイレの様な小さな空間では少し大きすぎるような気がします。
1Fトイレは以上です。
洗面所と同じくパブリックスペースであることを意識した結果、このようなシンプルで飾り気の無い場所となりました。
とても落ち着いて集中できます。
トイレは小さなスペースなので、アクセントクロスなどで冒険をしやすい場所だと思います。
ですが、1Fに関しては全体の統一感(和室含め)を何より重視したので、そこはぐっと我慢をしました。
パブリックスペースはどこにもアクセントクロスを使用していないので、ここだけ柄や色を持ってくるのは不自然に感じました。
見る人によっては殺風景に感じるかもしれませんね。
一応まだ物は増やす気はあるのですが、なんせセンスに自信が無いので釘を打ったり等大がかりなことはまだまだできそうにありません。
また、タイトルの「大人空間」とは、ラグジュアリーとか圧倒的センスとかそういうことではなく、ただ単に子供が使うということを想定していない作りであるという意味です。
手洗いボウルも比較的小さく、壁は撥水タイプとはいえクロス、その上白ですし、水や汚れがあちこちに飛ぶということに対応できていません。
もし必要になったら一時的な対処はしようと思いますが、最初から設計に組み込むことしませんでした。
将来的にどうなるか分かりませんが、今のところは大人二人これで問題ないです。
仕様
トイレ:アラウーノSⅡ(Panasonic)
手洗いボウル:HL-029(KAWAJUN)
水栓:HA-009-XC(KAWAJUN)
カウンター:インテリアカウンター/ダーク(Panasonic)
ペーパーホルダー:R1905SN(リラインス)
タオル掛け:R1924SN(リラインス)
収納:造作
鏡:Ørskov
照明:DDL-5102YW(DAIKO)
鏡用照明:AJウォールリプロダクト(E-comfort)
クッションフロア:CF4337(東リ)
サッシ:APW330(YKK AP)
スイッチ:NK serie(JIMBO)
次回予告
次は…階段?あ、お風呂行ってないね!
本日も長々とお付き合いいただきありがとうございました!
今日は以上です。
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@ ´ エ`)お風呂は普通にユニットだしな~
【Web内覧会③】白とグレーと時々グリーン【洗面所】
はあー焼きナスが美味しい季節です♡
新しいコンロ(デリシアグリレ)はグリルが両面焼きになった上タイマーもついているので、ナス入れて放置でいいのが嬉しいです。
ナスの皮って焼いたら香ばしくて焼き栗の香りがしませんか?
ハムさんには共感が得られなかったんですけど。
私は徳島出身なので、実家からよくスダチが送られて来ます。
焼きナスにはシンプルに醤油にスダチ。
これが最高。
至福の時です。
さて昨日の夕食の反芻はこれくらいにして。
本日は水回り。
和室の隣の洗面所いきまーす。
※今回天気の悪い日に撮ったものが多く、光量が足りず画像が粗いような気がします。
余裕があれば後々差し替えるかもしれません。→一部差し換えました。
Web内覧会について
内覧会は設計意図と仕様の説明になります。
基本的にポジティブな内容にしたいと思っていますので、失敗点や後悔部分は別記事にてまとめます。
なので「あれ?」と思うところがあってもスルーしてくださいませ。
■Web内覧会アーカイブ
【Web内覧会①】抜け感とフォーカルポイント【玄関ホール】
【Web内覧会②】シンプルなわびさび【和室】
第三回は洗面所です
間取りはこちらをご覧ください。
要望はこちらをご覧ください。(水回り関連一緒くたです)
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ポイント、キーワードは
・1200幅以上のカウンター
・天井までの一枚鏡
・明るく!
・造作収納棚
でございます。
和室から玄関方向を見た時、洗面所の位置は和室の襖を開けてすぐ前の扉。
引き戸は神谷のフルハイトVERTICAヨーロピアンウォルナットです。
天井から床まである手掛けが特徴です。
E-style VERTICA | product - 神谷コーポレーション
神谷のショールームでハムさんと共に一目ぼれしたドアです。
現行品はバリエーションが増えてCUBEVERTICAとE-styleVERTICAの二種類あるようです。
私たちが選んだ時はE-styleVERTICAにあたるものしかありませんでした。
でもこのカラーが良かったので無問題です。
オープン!
一歩中に踏み入れてこちらが全体像。
うん。無印のソフトケースは片づけるべきだったね!
🄫 Daijirou Okada
この時はちょっと照明のせいもあり暖かみのある感じに写っていますが、昼間は実際はもっと青白いイメージです。
こんな感じで。(入居前)
洗面台はPanasonicのラシスw1300。
メーカーの洗面台の中で最も造作に近い雰囲気にできるものだと思います。
洗面台の条件として
・カウンターとボウルが継ぎ目の無い一体型であること
・1200幅以上であること
この二つを満たすものはオーダーで製作しない限りほとんどありませんでした。
もう一つの候補CATALANO Zero(収納ナシ)と最後まで迷いましたが、Wさんのポカによりラシスの方がお手頃になったのでラシスを選択したのでした。
カウンターはスクエアタイプの有機ガラス系一体型カウンター。
素材はアラウーノと同じ有機ガラス系新素材。
もう一つの側面から水栓が生えてるタイプの人大カウンターの方は、ショールームで見た時なんだか怖かった。何でだろうシンクが大きすぎて?
一段下がったところ、最初どう使えばいいんだろうと思っていたのですが、いざ使ってみると水を流してざっと洗えるのがとても便利です!
リアル現状。ハンドソープや歯ブラシ、コップを置いています。
ハミガキ粉の破壊力半端ないな…
この逆さにして置いておけるコップ発明した人は本当に偉いと思う。表彰したい。
私はコップ使わない派、ハムさんは使う派。
気付けばコップの内底がぬるぬるしてて、使わない私が洗う羽目になるのはもう嫌だったのであります。
水栓金具はラシスオプションでイメージに合うものが無かったので変更。
TOTOのコンテンポラリーシリーズ。
シャワーも無いし、首振りもできないタイプです。
たまーに首振りたくなります。
タオルハンガーはリラインス。
le bainはお手頃価格でデザインも良いのでおすすめです。
w400でタオルを折らないでかけられるサイズが良い。
タイル。名古屋モザイクのマシアを通し目地で。
目地色はINAXスーパークリーンのホワイトとライトグレーを2:1で混ぜたもの。
因縁のタイルです。
これには色々言いたいことがあるのですが…また後日。
鏡。収納も何も無しの一枚鏡です。
サイズは1,200×1,320。
ちょっと洗面所が広く見える効果もあったり無かったり?
旧居がカウンターから天井までの一枚鏡で、とても高級感があって気に入っていたので、新居でも一枚鏡を選択しました。
ちなみに照明も旧居仕様を採用しました。
全てダウンライトで、中央に電球色、カウンター上に鏡用で温白色×2です。
カウンター下はオープンです。
配管見えても気にしないタイプです。むしろそれがいい。
Pトラップにした方が床の掃除が楽なのは確かかも。
床面積が増えてこれも広く見える効果あり?
床はクッションフロアです。
サイザル麻への憧れ→advanボロンまで色々調べ尽くしたのですが。
予算には勝てませぬ。
でも特に不満はありません。
タイル調のクッションフロアは東リがデザイン的には気に入るものが多かったですね。
収納の方に移ります。
収納の設計はこちら↓
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カウンター横の埋込収納はKAWAJUNのもの。
本来埋込タイプのものではないのですが、うまく納めてもらえました。
ここは元々オープン棚の提案だったのですが、とにかくカウンター周りのアイテムは色が氾濫してごちゃごちゃするのは目に見えていたので蓋をしました。
その分収納スペースは減ってしまったものの、
ごちゃー(自粛)
すっきり!
すっきりさは段違いなので、扉ありで大正解です。
さらにその隣には造作の収納棚があります。
オープン可動棚にはバスタオルとフェイスタオルを。
皆大好きSCOPEさんのハウスタオルです。
グレーの全カラーを混ぜて使っています。
グレーが発売されてすぐの特別価格になっていた時に買い集めました。
Twiggy柄は目立つので他カラーの半数で良かったと思いました。
元々ふわふわタイプのタオルではないのですが、ちょっとボリューム不足なので今のものが切れたら柔軟剤を変えようかと思います。
足元は洗濯カゴ置き場です。
脱いだものはポンポンこちらに入れてくださいな。
カゴはフレディレック。
このスペースはこのカゴのサイズに合わせて設計してもらったんですけど、余裕ゼロのぎゅうぎゅうです。
その隣には各種ストックと、下着、着替え類の入ったキャビネットが入っている扉つきの収納。
オープン!(入居前)
現状…はどうですか。見たいですか。生活感あふれてますけど。
ただラベリングしたり美麗収納をしたいわけじゃないので、私の限界はこんなもんよ、ということで。
モノクロ&縮小してダメージを最小限に。
私にしては頑張った方です。むしろ褒めてあげたいくらいです。
でも写真に撮ると思った以上にごちゃごちゃしてますね。もうちょっと頑張ってもいいかも。
ハイサイドライトの窓はこれは実は内倒しなのです。
好きなんですよね。内倒し窓って。でも最近あまり見ませんよね。ドレーキップはまたちょっと違いますしね。
APW330には内倒し窓のラインナップが無く、ここだけAPW410なのです。
外側アルミの半樹脂タイプです。
洗面所なのに…とは思いましたが引き違いにしても辷り出しにしても手が届かないし、チェーンがぶら下がるのは嫌だし、ということで決行しました。
これを開ける時は、付属のフックのついた長い棒で開けます。ちょっと楽しいです。
最後にタイトルに入り、ちょいちょい写り込んでいるグリーンをご紹介。
こちらはフェイクグリーンです。
万が一落ちた時に土まみれになりたくないのと、日々の水遣りが面倒な場所だからです。
適当な缶にぶっこんでますが、見栄えが悪かったのでUASHMAMAのペーパーバッグでカバー。
洗面所はこんな感じです!
清潔感のある空間にしたくて、極力色は排除してみました。
水回りは生活感の出やすいところです。
出しておくものは厳選し、統一感の無いものは扉の中へ。
来客がほぼ使うところなので、なるべくパブリックなイメージで…と計画しましたがなかなか難しいですね。
また一見何も不具合は無いように見えますが、この洗面所は家中で最もWさんの呪いが重いところです。
内覧会後、そのへんについて書いていくのは個人的には楽しみにしています(笑)
仕様
カウンター:ラシス(Panasonic)
水栓:TLCF31E1(TOTO)
埋込収納:DD-30-SS(KAWAJUN)
タオル掛け:R9103(リラインス)
タイル:マシア EK-H3000(名古屋モザイク)
収納:造作
鏡:造作
クッションフロア:CF9262(東リ)
鏡用照明:DDL-8789AW(DAIKO)
照明:DDL-5102YW(DAIKO)
サッシ:APW410(YKK AP)
スイッチ:NK serie,NKP(JIMBO)
次回予告
次はトイレかな。
長々とお付き合いいただきありがとうございました!
今日は以上です。
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@ ´ エ`)本当はトイレ記事にする予定でしたが焼きナスのこと書き出しちゃったんであんまりだな、と
【Web内覧会②】シンプルなわびさび【和室】
Web内覧会に皆さまコメントを寄せてくださってありがとうございます。
褒めまくってくださる方ばかりで大好きです(笑)
さて本日は玄関から続く廊下の先にある和室にいってみたいと思います。
前回同様画像多めです。
Web内覧会について
内覧会は設計意図と仕様の説明になります。
基本的にポジティブな内容にしたいと思っていますので、失敗点や後悔部分は別記事にてまとめます。
なので「あれ?」と思うところがあってもスルーしてくださいませ。
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【Web内覧会①】抜け感とフォーカルポイント【玄関ホール】
第二回は和室です
間取りはこちらをご覧ください。
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ポイント、キーワードは
・廊下、リビングの二方向からのアクセス
・吊り押し入れ+地窓
・目透かし天井
・坪庭
でございます。
それではまずは前回お見せした玄関からの眺めから始めます。
廊下から和室への入り口は大体開けておりますので、玄関から覗くと一番奥まで見えます。
廊下+和室分で大体8mくらいでしょうか。
突き当りは障子の腰窓となっております。
この窓のおかげもあり廊下は家の中心にありますが暗くはありません。
廊下側からは全体像を写せませんので、リビングの方に回ります。
リビングからいきなり和室があるのはおかしい、と思われる方もいらっしゃると思います。
しかし旧居のマンションでもリビングと和室が繋がっていた為、私たちはすでに何も違和感を感じない体になっています。
最近は洋風な素材を使ってリビングと統一感を出したり、和モダンテイストでかっこよくまとめたり、はたまた個室ではなく和スペースにするなど多種多様な和室事情。
私たちの要望はあくまでも和室であることが第一でした。
本物の木の色で、本物の和室にしたかった。
かと言って真壁工法ではありませんし床柱も床の間もありません。
襖に絵も無いし塗り壁でもないです。
何をもって本物なのか、と問われると難しいのですが、わびさびを感じられる空間、でしょうか?
しかし家全体にわびさびは求めていますので、結局は私たちなりの和室、ということになります。
それでは前置きが長くなりましたが、こちらが全体像です。
🄫 Daijirou Okada
どうでしょう?
羊の家的和室。
かっこいいアクセントクロスや琉球畳など今時のオシャレ感は皆無なので賛否両論かしら。
でも私たち的には大成功。
手前みそですがとても落ち着いてかっこよく仕上がったと思っています!
い草の一帖畳と半畳で4畳半。畳縁は黒に近いブラウンでなんとなくウォールナット色。
個人的に畳縁は無地がかっこいいと思いました。
半畳畳がちょうど襖と中心が合うように配置。それぞれの畳のサイズは微妙に異なります。
吊り押し入れ下の板間は吉野杉の無垢材を使用。
1階のウォールナットフローリングのメーカーさんに用意していただきました。
我が家で最も「木のぬくもり」を感じるところかもしれません。
カビないように気をつけなきゃ。
左手の襖はシンプル過ぎるくらいシンプル。
太鼓貼で枠も無しです。
ここから廊下→玄関に繋がります。
襖ですが、上吊り式なので動きがとても軽いです。
もう敷居にロウを塗らなくてもいいのね!(昭和感)
引手はメーカーだけ決めてハムさんに丸投げ。
なるほどそう来たかーと思ったチョイスは黒丹角チリ落。
かなぐやさんは憧れたけど、我が家には似合わない、ときっぱり諦め。
腰窓含め障子はワーロンを使用して破れにくい仕様になっています。
しかしこれ張り替えどうするのかしら?
壁は珪藻土クロス。
本当にザラザラしていて本物みたいです!
ふふふこれは人を騙せるんじゃなかろうかと思ったのですが、家屋調査の方にはあっさり見破られました(そりゃそうだ)。
緑系にすると壁も畳も緑になるので黄色系にしようかと悩んでいると、Wさんに「畳なんてすぐ焼けて黄色くなりますよーにゃははー」と言われ、心おきなく緑をチョイスすることができました。
ちょいちょい写り込んでいる天井はシナの目透かし。市松貼りです。
シナが白くて本当に綺麗。
節約の為最初はクロスでしたが、その後南海プライウッドの木目調天井になりそうだったものの私が苦手だったので(人の顔に見える)、結局シナに!
ぐっと好みの雰囲気になりました。
吊押入の扉の表面は実はこんな表情の和紙クロス。
吊押入の上の格子の中にエアコンを隠し配置。
けんどんになっているので、格子は勿論取り外し可能です。
吊押入の中です。
幅約2,400、高さ1,400、奥行600で収納量は結構なもの。
片方は棚板、片方はパイプハンガーに。
お客様の上着はこちらにかけていただきます。(イメージは旅館)
あと想定外でしたが冬場は私たちのコートクロークになります。
現状スッカスカではあるものの、来客に備えて、和室で使うもの以外は収納しないようにしています。
そしてそして。
地窓の障子をこーやって
こーやると
こうなります!
🄫 Daijirou Okada
坪庭はスギゴケベースに庭石とかオタフクナンテンとか植栽色々。
坪庭画像はまたいずれ。
雑草抜いたり那智黒に水まいたり苔のコンディション整えてフォトジェニックにせねばです。
なんとかスギゴケを維持しようと必死です。こちらはまだ無事。
しかし軽い気持ちで苔に手を出してはイケマセン。
一応夜間も見えるように屋外スポットも完備しております。
吊押入下にも間接照明仕込んでます。が、ほぼ使いません。
使いどころが分からない…といった方が正しいです。
何か飾る時用かな?
畳4畳半+吊押入下で延床は6畳ほどになりました。
狭すぎず広すぎず、布団2組頑張れば3組は敷けます。
北側に位置しますが、東側の腰窓からは障子を通して明るく優しい光が溢れます。
客間としても、リビングからの広がりを考えてもとても重要な空間です。
仕様
畳:い草畳
畳縁:浮 No023(高田織物)
板間:吉野杉板貼(アルブルインク)
襖:造作
襖紙:太鼓貼 ゆたか No732(オカモト)
襖引手:黒丹角チリ落(にしむら)
吊押入:造作
吊押入扉クロス:FE-1521(サンゲツ)※多分
珪藻土クロス:FE-4221(サンゲツ)※廃盤
天井:シナべニヤ底目市松貼り
障子:造作
障子紙:ホームワーロンNo.2002 雲竜(ワーロン)
間接照明:OL 251 679(ODELIC)
外部照明:DOL-4824YB(DAIKO)
スイッチ:NK serie(JIMBO)
次回予告
次は水回り。
トイレかな。洗面所かな。
今日は以上です。
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@ ´ エ`)すぐ物置いちゃうので旧居の二の舞(物置状態)にはしない!と頑張っております