羊の家

迷えるヒツジとクマの家づくり 30代夫婦が建築家と工務店と三者四脚で走る備忘録

【外構】草目地も立派なガーデニング

今回画像多めでお送りします。
 
 
我が家の分譲地の外構ルールとして下記のようなものがあります。
(オープン外構です)
 
★駐車場のタイヤ通過部分は舗装必至
・ただしコンクリベタ打ちor砂利石の敷き詰めのみは不可
・意匠性を高めること
・もしくはスリットを設けて砂利か植栽のこと
 
シンプルなベタ打ちは許されません。
それにコンクリートは季節によって膨張収縮しますので、広い範囲をベタ打ちにすると割れやすくなります。
適度にスリットを入れてあげた方が見た目も見栄えも良いようです。
 
我が家の駐車スペースは2台分。
普段車を出し入れする方のスリットには砂利を詰め、もう一方の来客用駐車場の方にはDIYで植栽することにしました。
いわゆる草目地というものです。
外構業者さんにはあらじめ山砂のみを入れた状態で仕上げていただきました。
 
 

何を植える?

入居後の3月、植栽にとりかかりましたが何せ初心者なもので何を植えていいか迷いに迷いました。

よく採用されているのはタマリュウです。丈夫で常緑手間いらず。
しかしちょっと我が家にはシャープ過ぎる気がします。もう少しナチュラルな方が好みです。
   
初めはセダムがいいかなあと思っていました。
しかし、滅多に車を停めないとはいえ多肉植物をタイヤで踏むのはちょっとかわいそう、というわけで再考。
 
ガーデニングショップのお姉さんと相談して、クローバーとリシマキア・ミッドナイトサンを混植することにしました。
とにかく丈夫で手のかからないもの…を基準に選択。
 
選ばれしクローバー達。こちらは2種類あります。
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A…濃い緑
B…薄い先端に中央が濃い緑のツートン
C…Bと同じ品種。但し生産者が違う
 
BはCと同じ品種という割にちょっと元気が無くて、生産者さんによって苗はだいぶ変わるんだなと思いました。
 
 

実際に植えてみよう!

ハムさん掘り掘り…
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なのですが山砂には根が伸びない為、後程砂の部分も全て土に入れ替えました。
左下がリシマキアです。
何故ミッドナイトサンなのかは後述。
 
夕方になって葉が閉じてきました。急がねば!
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リシマキアはぴちぴち。銅葉に近い葉色がシックです。
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完成☆
後は延びていってスリットを埋め尽くしておくれ。
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今までガーデニングらしきことを一切やったことがなかったので、これだけでも私たちにはおおごとでした。
すごく簡単で楽しいので、初心者の植栽DIYにはおススメ!
 
 

2か月後

さてどうなったかと言いますと。

元気がなかったクローバーBは植えた後も大分長いこと潰れたようになっていて、このまま枯れてしまうのではないかと私たちをヤキモキさせていましたが、せっせと水遣りを行った結果(スリットに水遣りというのもシュールだな)春になって元気になりました!
 
わっさー!
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元気だった子はシロツメクサも咲きました。
これは少し前の画像なので、今はもっと咲いています。
 
わっさっさー!
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引き画像で見る。
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やっぱりクローバーBはACに比べて控え目です。
 
それにしても  
 
…ナンカチガウ

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もさもさし過ぎィー!
 
 
あとリシマキアが大分横方向に延びてきてクローバーに絡んでいます。
ちょっとクローバーはよそに移動させて、ここはリシマキアのみにした方がいいかもしれません。
 
 
そうそうリシマキア・ミッドナイトサンの名前の由来ですが。
 
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暗い色の葉に可憐な黄色い花。
葉の中央の明るくなっている部分は全て花になると思います。

まさに「真夜中の太陽」ですね。
 

 

 

 
 
今日は以上です。
 
 
 
 
 
 
 
 
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@ ´ エ`) さてうまく移植できるかな…

【北欧】気になったので突っ込んで調べてみた話【Stelton】

※今回建築全く関係ありません
 
 
楽天マラソンなんだか久しぶりだったみたいですね?
インテリアブログなどではすごく盛り上がっていて、皆さん体力と情報力すごい…とおののいておりました。
 
そんな中得た情報で気になったのが、イデールさんのタイムセール。
 
iittalaのティーマが999円(23cm狙い。通常1200円~1800円くらいで販売されている)になるとか。


 
カステヘルミのプレート(17cm)も945円。


 
この二つに狙いを定めとりあえずお気に入りに保存。
タイムセールの始まる20時前にPC前にスタンバイし、開始と同時にカートに投入!
 
しかしそこで油断して他のページをフラフラしてしまったのが運の尽き。
 
いざ購入手続きに進むと、ティーマ 売り切れていました orz。
 
よそ見したのたった3分だったんですよ…。
まさかこんなに早く売り切れるとは思いもしていませんでした。
カステヘルミの方は余裕だったのに。

 


 
さてそんなことはどうでもよくってですね、最近気になることがありまして。
 
インテリアお好きな方ならご存知だとは思いますが、ステルトンってメーカーありますよね。
有名なところでこちらのジャグとか。


 
このステルトン、どこの国のメーカーかご存知ですか?
 
そうですね。デンマークですね。
 
私はまあはっきり「デンマークだ」とは認識していませんでした。(北欧ものね、といったくくりで覚えていました)
 
 
で、ある日とあるオンラインショップで商品の説明文を読んでいると興味深い内容が書いてありました。

ステルトン社はシーランド公国にて1960年代初頭に設立され…
 
へーそうなんだーステルトンてシーランド公国のメーカーだったんだー @ ´ ∀`)
 
 
 
ってなるかい
 
 
いやそんなわけないだろう。
だってシーランド公国ってこれ↓ですよね?

karapaia.com
お金を出せば誰でも爵位がもらえて貴族になれる、でおなじみのシーランド公国
10年ほど前に国家売却騒動がありましたが、今も2代目が健在のようです。

 
 
調べると他にも同じ文章が使われた商品が出るわ出るわ。
勿論圧倒的に正しい表記しているショップの方が多いのですが、大体5%くらいはシーランド公国表記だと思います。

どうしてこんなことがまことしやかに書かれているのだろう。
信じる人がいたらどうするんだ(実際いました)。
 
そう思ってどんどん調べを進めていると、こんな一文に当たりました。
 

ステルトン社はシーランドの北西に位置する小さな町、ファーバイレ・スタッシュンスブゥにあるダンスク・ロストフリト社のステンレス・スチール製容器を販売するために1960年代初頭に設立。
stelton - ステルトン

これだ。
 
さらに調べを進めると、この「シーランド」はデンマーク語でSjælland、英語でZealand。
WikiやGoogleMapではシェラン島と表記される、首都コペンハーゲンのあるデンマーク最大の島のことのようです。

それを「シーランド公国」のことだと勘違いした人がそのように表記し、その後はよく確認もせずにコピペコピペ…。
 
ということなのでしょう。
 
 
 
あーすっきりした!

 
 
 
今日は以上です。
 
 
 
 
 
 
 
 
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@ ´ エ`) とんだ与太話ですみません。

 

美しく暮らす大人のインテリア

リンネル特別編集「美しく暮らす大人のインテリア」
 
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30代40代が今の時代見た目も感覚も若いですものね。
「大人の」というと50代60代になっちゃうんでしょうか。
 
同じ宝島社の『InRed』(30代女性向けファッション誌)が創刊されたのが2003年。
世間一般では「30代=おばさん」という認識がまだ強かったので(実際は違っても)、明確に「30代女子」向けファッション誌ができたことはかなりの衝撃だったように覚えています。
 
結婚していたり子供がいたり仕事をしてたりで変わりますが、どんどん若い世代の期間が長くなっているんでしょうかね。
体はついていきませんけど。
 
 
そんなわけで「50代、60代でたどり着いた理想の住まい」でございます。
 
えっ50代60代?とびっくりすることなかれ。
 
紹介されている方々は皆クリエイティブな生き方をされてきた方ばかりで、一般的な50代60代とは結構感性が違うように思います。
一般人のリアル、というよりは今の私たちの年代から見ても憧れの人の生活、のような位置づけです。
 
だから私が読んでも全く問題無し。
どころか結構ドンピシャ。
これからのライフスタイルやインテリアのヒントが散りばめられています。
 
それにしても冒険的なキャッチコピーだなあ。
 
 
ああなるほどな、と思ったのが
 
「よく家は3軒建てると理想の住まいになるというが、ちょっとニュアンスが違ってて、子育て世代、子離れ時代、そして老後と3回くらい暮らしを見直すと具合がいい」というもの。
 
世代世代で必要な間取り、設備は変わっていきますね。
その都度建て直しができたらそりゃ理想ですわね。
 
我が家は夫婦二人生活、子供はこの先できるかもしれないけど全く子供のことを配慮した作りになっていません。
ちょっとやんちゃな子が遊びに来たらケガするんじゃないかって思います。
もし子供ができたら今の家に後悔することもあるかもしれませんね。
 
また二階に洗濯機を置いているので、年をとったら1階だけで生活、ということもしにくいです。
そこは現在の生活の快適さを優先させました。
あんまり先のことも考えても今現在しっくりこないのは違うなあと思うわけです。
 
それは私たちが今の家を終の棲家とは考えていないことも大きいですが。
そのうち九州に帰る…つもり…のはず…。
 

 
 
もし50代60代になってもう一度家を建てる機会に恵まれたら、平屋にしたいな。
 
そして今度は本当に設計事務所の扉を叩いてみようと思います。

 
 
 
 
 
今日は以上です。
 
 
 
 
 
 
 
 
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@ ´ エ`) 私が書籍を紹介しだすということは…お察しである。