リノベーション計画①
いいなと思った施工会社さんや建築事務所に資料請求すると同時に、
ネットを徘徊して知識と情報を収集していき 、
古いものが苦手で、あまりリノベに乗り気ではないハムさんにプレゼンを行い、
なんとかその気にさせて、隣県のリノベ会社さん(以下R社)の元に赴き話を聞きにいくところまで行きました。
と、ここで
リノベーションのメリット※マンションリノベ
- 1. 間取りを(ある程度)自由に作れる!
- 2. 内装も自分の好みのテイストにできる!無垢床もOK!
- 3. スケルトンの状態に戻すので、古くなった配管や壁も修繕できる!
- 4. 新品の設備を入れられる!水回りも一新!
- 5. 部屋に付加価値が付き、売却に有利!
- 6. 中古マンションの場合、住人環境を見て判断できる!
- 7. 古いもの好きさんは、建物の雰囲気を楽しめる!
勿論デメリットもありますが、このようなメリットが考えられます。
転勤を気にしていたハムさんには5番を特に推して説明していました。
R社さんで応対してくださった方は、営業さんといった雰囲気ではなく、
おしゃれでおだやかなナイスミドルの男性だったのですが、あまりガンガン話すのは得意ではなさそうでした。
その会社のブログやメルマガを読み込んでいた私は、勝手に
「きっとリノベーションの魅力をどんどん語ってくれるだろう!」と期待していたのですが、
実際は6番から話が始まった為か、ハムさんの頭の上にはてなマークが 付き始めたのが見えました。
その後も色々話してくださったのですが、ハムさんの頭に一番残ったのはなぜか「好きな様にリノベーションすると好みが合わないと売れない」ということでした。
また根本的にリノベとリフォームの違いが分からず、「古いもの汚いもの」を「きれいにする」というイメージしか無いようでした。
(この辺の説明を私は期待していました。でもこれはR社さんのせいではないです。私がもっとちゃんとハムさんと話し合ってお互い理解を深めて、足りないところを補ってもらえるようR社さんとも話を詰めておくべきでした。)
そして、いわゆる「リフォーム」の方向でしか許容できない、と。
しかしそれではわざわざ古い物件を購入する必要は無いですよね…。
その他にも、前回の日記の最後に書いた関西のはしっこであることによる弊害を指摘されました。
都会に比べてリノベーションに対する理解は広がっておらず、変わった部屋は売却が困難になるのではないか
田舎なので一軒家が普通でマンションを好む人が少ないのではないか
売却を考えると駅チカがいいのではないか
(あと、個人的にリノベーションに適した雰囲気のあるマンションがほとんど無いと感じました。)
とにかくハムさんは、全面的にリノベーションに対して消極的になってしまったのです。
ハムさんの意見は正論で、そんなの関係ない!っと自分の趣味を押し通すほど私はわがままにはなれませんでした。
この日の私の落胆はそれはもうひどかったです。
本当に目の前が真っ暗になって、膝から崩れ落ちる思いでした。
理解されない、ということがこんなに辛いこととは。
これが2015年5月のことでした。