羊の家

迷えるヒツジとクマの家づくり 30代夫婦が建築家と工務店と三者四脚で走る備忘録

工務店を決めよう最終回 ~我が選択に一片の悔い無し~

D社さんのプレゼンの次の週の土曜日。
私たちはN社で例の区画図を見つめていました。
 
分譲地は約50戸分。
接道は6m、全区画約50坪。
南道路、北道路、西道路の土地で構成されていました。
 
さあどの区画にしましょう?
 
この分譲地に巡り会った時は、ここが買えるなら区画はどれでもいいとさえ思っていました。
しかし、いざ選び始めるとどんどん振るい落とされていきます。
 

北向きの土地が希望なので、まず南道路と西道路の土地が消えます。
残った土地から、敷地内に電柱、支線、引込ポール、消火栓があるものが消え、
ゴミ置き場のそばの土地が消え、
裏が公園の土地が消え、
角地が消え(高いので)、
 
50区画のうち勝ち残ったのはわずか4区画ほどでした。

 
ここで夫婦の意見が分かれました。

私は南端の、この分譲地の北道路区画で唯一南方向が抜けている区画。
一方ハムさんは北端の、道路に遊歩道がある為家の前に余裕のある区画。
 
判断をS先生にゆだねると、、、私に軍配が上がりました!
 
 
一応第一希望はここだとしても、この4区画だったらどれでもいいねーヽ(・ω・)人(・ω・)ノとキャッキャしていると、
デキる男、Fくんが真剣な顔をして、
「では、今からここの区画で条件を外してもらうよう交渉してきます。」
 
い、今からですか?!
 
どうやらちょうど本社のお偉いさんが来られてるらしく、その方がT2社の社長とも懇意ということで一緒に行けば交渉しやすいとのこと。
今思えば完全に仕込みのような気がしますが。
 
ただし、
「交渉をする、ということはこちらもそれ相応の覚悟、というか確信が必要です。簡単にやっぱりやめますとは言えませんから。」
 
つまり、今ここでN社と契約すると明言しなければならない、ということです。
そりゃそうです。そうでなければN社のリスクが高すぎます。
しかし万が一交渉失敗した場合はD社を選ばれても致し方なし、というN社としてもまさに背水の陣です。
 
 
一瞬にして場が緊張感に包まれました。
 
 
 
私たちは顔を見合わせて、最後の確認でうなずき合いました。
今日N社に来た時から、気持ちは決まっていました。
 
 
 
 
よろしくお願いします!
 
 
 
 
 
 
 
 
こうして、2015年5月から始まった私たちの家づくりはやっとスタート地点に立ったのでした。

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やっと工務店シリーズ終わりました。読んでくださった方ありがとうございます。

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@ ´ エ`) まあこのあとプチ波乱あるんですけどね