羊の家

迷えるヒツジとクマの家づくり 30代夫婦が建築家と工務店と三者四脚で走る備忘録

【プチ】細部の神スイッチコレクション①【内覧会】

こんばんは。
先日地味にヘッダーの画像と全体のフォントを変更してみました。
いかがでございましょう。(ただの自己満足)

 
 
それはさておき、今日は我が家のスイッチ達をご紹介したいと思います。
 
 
スイッチ/コンセントの過去記事です。
 
straysheep.hatenadiary.jp
 
家全体をPanasonicコスモワイドからJIMBO NK SERIEに変更した場合、差額は実に15万円という結果になりました。
スイッチ、コンセントは細かい部分ですが住宅空間のクオリティの底上げに重要な要素です。
とはいえプラス15万もかけられるかというと微妙。

この金額は施工会社によってかなり差が出ますので、NK SERIE(その他標準外のスイッチ)を考えている方は早めの確認をおすすめします。
 
 
減額案として、全体の統一感を考慮しNK SERIEと同じJIMBOのNKPを場所によって使い分けることにしました。
 
 

NKPとは

 
NKP、正確にはこれはプレート名です。
NKPカタログ→http://www.jimbodenki.co.jp/catalog/pdf2/166-179.pdf
 
JIMBOと言えば、のピン角マットのプレートのことです。
NK SERIEもプレートはNKPです。
(ただし黒、グレーの色はNK SERIEにしかありません)
 
ここではNKPプレートに埋込スイッチをJIMBOニューマイルドビーにしたものを「NKP」と定義します。
ニューマイルドビーカタログ→http://www.jimbodenki.co.jp/catalog/pdf2/126-129.pdf
 
 
文字ばかりで分かりにくいので、実物がこちら。

■NK SERIE (NKP-3UF PW)
f:id:glante29:20170406203603j:plain
このダブルタイプのバランスが好き。洗面所前。
 
■NKP (NKP-2UF PW)
f:id:glante29:20170406204400j:plain
こちらもダブル。豆腐みたい(褒めてる)。 二階ホール。
 
NKP採用のポイントとして、よりシンプルにする為片切りの回路でも三路用のスイッチを使用しました。
ニューマイルドビーは通常の片切りスイッチには黒い線が入り、三路スイッチは無地(豆腐)なのです。  
 

使い分けルール

 
ではNK SERIEとNKPをどう使い分けたか。

単純に1階と2階で分けるのは、あからさまな減額感が出てよろしくありません。
それに1階でもNK SERIEを使用するには勿体ないと思う場所が数か所ありました。
 
それを踏まえNKPを使用するところは以下に決定。
 
■収納内側

・玄関土間収納
・階段下収納
 
■キッチン

・キッチン背面壁
・パントリー
 
■洗面所

・鏡用の照明
 
■2階全般
 
 
2階のほかに収納内部やキッチンの背面など、要するに「お客様が触らないところ」をNKPに変更しました。

NKPはなんと標準と差額ナシでいけました。
これで見積もりはプラス5万まで下がり、なんとか許容範囲におさまることとなりました。
 
 

換気扇ルール

さらにもう一つのルールとして、換気扇スイッチは片切り(黒線あり)のままとしました。

f:id:glante29:20170406210351j:plain
玄関土間収納、二階トイレがこの仕様です。
 
ニューマイルドビーには赤いガイドランプスイッチがありまして、換気扇はこれにしようかなと思っていたのですが、ここまで沈黙を保っていたハムさんが突如断固反対!
「古めかし過ぎる!」とのことでした。

こういうの↓

そ…そうね?ということで、片切りに変更した次第です。
 
NK SERIEはそのまま無印としました。

NK SERIEにもガイドランプタイプはありますが、いかんせんべらぼうに高いのと、NK好きの間でもデザイン的になかなか不評です。
それに無印と組み合わせて使用することはできないそうです。
 
ランプが無くても、NKシリーズは昔ながらのパチンっと「スイッチを押した感」があるので見た目でオンオフが分かりやすい、という利点があるので問題ありません。
 
 

そもそもNKとは

NK=日建設計(にっけんせっけい)のことです。
日建設計スカイツリーや東京タワーも手掛けた日本最大手の設計事務所だそうです。
 
この日建設計が、箱根のポーラ美術館の為に神保電器に依頼して作ったスイッチプレートがNKPプレートです。
つまり、P=ポーラ美術館。
実に15年も前の、そして美術館の為のデザインだったんですね。
 
NK SERIEはこのNKPの発展形ということです。 (こちらは神保電器オリジナル?)
 
 
NK SERIEとNKP両方のスイッチをつけてみた正直な感想を言います。
ちょっと勇気がいりますが。
 
 
私は…NKPの方が美しく完成されたデザインだと思いました。
 
取り付けられたNK SERIEを初めて見た時、思ったより存在感があるなと思いました。
ハムさんも「なんかスイッチが大きすぎない?」という反応でした。
建築的で悪目立ちしないという評価のNK SERIEでしたのでこれはとても意外でした。

これは我が家の内装にも関係しています。
もっとシャープかつ開放的な空間だと違和感が無いかもと思います。

 
なるほどNKPは美術館の為のスイッチ。
自然に存在感を消して空間に馴染むのは当然NKPの方だったのです。
 
でもどちらが来客向きかというと、それはNK SERIEかなと思います。
NKPはやはり裏方、NK SERIEの方はよそゆきの顔をしています。
 
 

その他のNKたち

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これは以前お見せしたリビングのスイッチニッチの画像です。
NK SERIEのシングルとトリプルのスイッチがあります。
 
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NKP豆腐シングル。美しい。
 
f:id:glante29:20170407201109j:plain
コンセント。テカテカしていなくてシンプルです。

 
 
 
 
 
長くなったので今日は一旦切ります。
 
 
 
 
 
 
 
 
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@ ´ エ`)次回はNK以外のスイッチをご紹介します。