羊の家

迷えるヒツジとクマの家づくり 30代夫婦が建築家と工務店と三者四脚で走る備忘録

【外構】庭をデザインする【DIY】

こんにちは。最近良いお天気でございますね~。
内覧会の続き…といきたいところ、今日はちょっと庭について書かせて。新鮮なうちに書かせて。
オッケー?ありがとう。
 
我が家の植栽は、道路側である家の正面は外構屋さんにお願いしてそれなりに形は整えていただいていますし、以前記事にしたように花壇に色々植え付けるなどして楽しんでいました。
今回問題なのは家の裏側、プライベートスペースの庭です。
 
まずはこちらをご覧ください。今年の4月頭の画像です。
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簡単に説明しますと、我が家のLDKはL字型になっておりまして、そのL字の凹み部分にウッドデッキがあります。
そしてそこから見える庭というか猫の額というか通路に毛が生えた程度の奥行しかありませんが、とにかく庭が死ぬほど殺風景なんです。
 
一応サルスベリのみ植えていただいていますが、落葉樹な為画像の時点では砂利におハゲのサルスベリがぼっち状態という悲惨な状況です。
夏になれば花が咲き誇ってそれなりに見ごたえもあるのですが、庭としてあまりにも寂しいですよね。
 
 
よしいっちょ庭を作ろうじゃないか。
と立ち上がったのが4月の中頃でございました。
 
 

どんな庭にする?

さてどんな雰囲気にしようか。

最近は雑木の庭が主流になってきています。
野趣あふれる自然風の植栽で、人工的ではなく身近にある里山の雰囲気が人気を集めていますね。

雑木の庭と言えば荻野寿也さんが有名。

我が家の分譲地でも本格的な雑木の庭、という方はほぼいらっしゃいませんが(一軒近いお宅があるかな?)、門柱周りやシンボルツリー周りのデザインなどはちょっとした雑木風でナチュラルなお宅が多いです。
 
 
そして我が家に合う雑木の庭とは?と考えた時、自然ありのままの山野の雰囲気よりも少し作り込んだ方が良いと思いました。
イメージに近い施工例を探していると出会ったのが千葉県の新美園という造園業者さんです。

施工例の「自然風の庭」カテゴリはどれも素敵でしたが、特にこのA様邸の施工例を参考にさせていただきました。
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日陰の庭環境を活かしたナチュラルガーデン-市川市A様邸 | 自然風の庭・ナチュラルガーデン,お庭の目隠し,樹脂フェンス | 千葉県 東京都の造園 植栽 庭施工 【造園業専門店 新美園】

作り込み過ぎてはないのですが、いわゆる「雑木の庭」よりはかっちりデザインされており、またほんの少し和のエッセンスを取り入れた感が理想通りです。

雑木に関しては、生態系や土中環境の改善など見た目だけでは無い深い知識も必要になりますが、なんせ個人のDIYなので形から入ります。
 
 

何を植える?

考えなければいけないことは大きく3つ。
 
① 樹木の高さ
② 日向向きか日陰向きか
③ 常緑性か落葉性か
 
それに対する我が家の条件は
① 中高木2本、低木1本、地被植物、下草(シダ)が欲しい
② 午前中は日当たり良好午後は日陰
③ 常緑または多年草希望

大体雑木の庭に植えられている植物は半日陰~日陰で我が家向きだったので、選択はそれほど困難ではありませんでした。
上の条件に加え、木の成長スピード、成長後のサイズを考慮しつつ新美園さんの施工例からアイデアをパク…お借りして種類を決めていきました。
 
先ほどの寂しい庭画像を今一度見ていただきますと、隣家というか前(南側)の家の影が結構伸びてますよね。
これは四月頭の13時ごろに撮影したものです。
つまり年間通して、午後はほぼ日陰になる部分が多いことが分かります。風通しもよく(ちょっとよすぎるかも)植物にとってはそこそこ恵まれた環境なのではないでしょうか。
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真夏でも隣家との境界線付近は午前中にも早々に日陰に入りますので、矢印の通り右側に行くほど日陰向き左側に行くほど日向でもまあ大丈夫な植物を配置していくことにしました。
 
 
選んだ植物たちは以下です。

・ハイノキ
常緑小高木、常緑樹には珍しく非常に繊細で可愛らしい葉。
畑ものは日当たりが良くてもOKとは言うが、葉焼けを起こすので半日陰推奨。
成長が遅く自然樹形でOK。
 
・サラサドウダンツツジ
ドウダンツツジとは性質が異なるので注意!
落葉低木、特徴的な垂れ下がる花がつく。
本来涼地で育つものなので、耐寒性は強いが、耐暑性は弱い。夏は要注意。
こちらも成長が遅く自然樹形を楽しむものなので剪定の手間いらず。

・マホニア・コンフューサ
常緑低木、秋に黄色い花が咲く。
耐寒性、耐暑性共に強く育てやすい。
直射日光は葉焼けする。若干乾燥に弱い。

ギボウシ(ファーンライン)
存在感のある日陰向きの植物。
冬は地上部が枯れる。
サイズ柄とも多種多様なのでお好みに合わせてどうぞ。
我が家は美しいブルー系のファーンラインをチョイス。

・ベニシダ
半日陰常緑シダ植物。
乾燥が苦手。高温多湿に強い。
シダがあるとグッと和の風味が足される。

フッキソウ
富貴草。グランドカバーに。
草丈が低く、頑健で日当たりは無くても大丈夫。
成長は遅いが横に広がっていく。

・ミスカンサス
本来イネ科の植物だが、斑入りのリュウノヒゲ(オフィオポゴン)や斑入りヤブランリリオペ)もミスカンサスとして流通している。
ちなみに販売ショップでは別名オフィオポゴンとあったのでリュウノヒゲかと思いきや「斑入りヤブランです」とも書いており、結局なんだか分からない。しばらく様子を見たいと思う。

・カレックス
わしゃわしゃした常緑多年草グラス。 約2000種ある属の一つ。 ピンと上に立つセキショウが欲しかったのだけど、近所の園芸店で状態が良かったので購入。
耐陰性、耐寒性が強い。

・タマリュウ
耐暑性・耐寒性・耐陰性があり、とにかく頑健。
土地留めと和の雰囲気を出す為に購入。
 
 
さて次回、実際に植えるところから始めます。

 

 
 
今日は以上です。
 
 
 
 
 
 
 
 
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@ ´ エ`)明日更新するよ!