羊の家的照明計画~施主支給編その1~
昨日は今年の現場最終日でした。
電気屋さんによるダウンライトの天井穴開口が朝から行われていましたが、私は寝坊したので午後からゆっくりと確認して参りました。
ちょうど棟梁がいらっしゃって、締めのご挨拶もできたのでよかったです。
棟梁はもう次の現場に入っています。でも年明けもしばらく会えます。
私は一足先に28に仕事納め。
ハムさんも会社としては同じ日で終わりなのですが、今日まで出勤です。
おかげさまでブログも書けます。
さてさてさて本題の施主支給した照明について。
その1は電気工事が必要なブラケットやペンダントについてまとめたいと思います。
これらが設置されるのはまだ先なのですが、不安なので年内に全て取り寄せ完了しています。
鏡を照らすブラケット
一つ目は1Fトイレの照明です。
ダウンライトとは別に、壁につけるブラケットを支給しました。
この時勿体ぶったやーつですね。↓
straysheep.hatenadiary.jp
じゃん。
E-comfort社製。
「あれ?」と思われたアナタ、正解です。
E-comfortはリプロダクトで有名な会社です。
そう、こちらはとある名作照明のリプロダクトになります。
じゃじゃん。
アルネ・ヤコブセン AJウォ~ルランプ~(ドラえもん風に)
1959年、アルネ・ヤコブセンがコペンハーゲンのロイヤルホテルを設計した際、名作「エッグチェア」や「スワンチェア」と共にデザインし、翌年既製品化されました。
ミニマルなデザインは、50年近く経った現在においてもなお新鮮さを感じさせます。セードは上下に60度、AJ Wallのみ中心から60度ずつ左右に可動でき、さらに的確な位置を照射できます。
ヤマギワ|YAMAGIWA
50年以上前のデザインだとは信じられないくらい、モダンでシンプルで飽きのこないデザインです。
軽そうに見えるかもしれませんが、スチールなのでひんやりと重さを感じられます。
お値段的に本物には手が届きませんでしたが、トイレに設置ということもありこちらのリプロダクトで120%満足です。
楽天でも何店舗かリプロダクトを取り扱っていますが、ビスの頭が黒じゃなかったりするものもあるようです。
レビューが多い方が安心できるとは思いますが、こちらのE-comfort社のものも高品質でオススメですよ。
あっ、ただし上下の可動のみで左右には可動しません。あとコンセント接続にする場合白照明でも黒コードになりますので悪しからず。
楽天では家具・インテリアのジェンコさんで取り扱いがあります。
この灯りでアイロンをかけたい
二つ目はランドリールームの照明です。
これも天井ダウンライトとは別に、壁につけてカウンターを照らす用の照明です。(間取りはまだ未公開)
メーカーは後藤照明さんです。
ちょっとよく分からない画像ですみません。型番はGLF-3453BKです。
参考。こうなります。
夜中にこの照明だけつけて、何かに浸りながらアイロンをかけたいと思います。
ランドリールームは別記事で語りますが、我が家の中で最も私の趣味が反映された部屋になります。
他はハムさんの意見も取り入れながらなのでモダンで重さがある感じなのですが、ここだけはほぼノータッチ!
S先生も軽く心配するくらい他の部屋とテイストが異なります。
ここにつける照明の条件は説明が難しいんですけど、インダストリアルすぎても、マリンランプのようにガチの照明でもダメだったんです。
適度にヴィンテージ、適度に綺麗なおもちゃっぽさが欲しかった。
そして場所が場所だけに何かをぶつける可能性が高く、電球を守るためのガードも必要でした。
その条件を満たすもので、割と初期からfuloonのこれ↓にエジソンバルブと考えていました。
たまたま「家を建てるということ」(ブログ名間違えていたので修正しました!申し訳ありません!!)のおろしさんが、同じものではないですがfuloonを採用、すでに取り寄せられているということで色々親切に教えていただきました。
この照明、かなりお手頃価格なのですが品質も取り付けも問題無いとのことです。
でも部屋のイメージを確定していく中であることに気づきました。
「この部屋、他に真鍮の要素ないわ…」と。
カラーや素材はシルバー×黒の部屋になっていったので、このアンティーク色だと浮いてしまいます。
そこで急きょ探し出されたのが前述の後藤照明さんの照明というわけでした。
AJウォールとこのGLF-3453BKはほぼ同じ色味なのですが、質感が少し違います。
同じスチールに塗装でも、AJウォールは少しだけヘアライン、GLF-3453BKは少しだけ梨地のような表情をしています。
どちらも近くで見なければ分からない程度です。ご参考まで。
我が家のシンボルライト
三つ目は階段室のペンダントライトです。
straysheep.hatenadiary.jp
吹き抜けから吊るす、ある意味我が家のシンボルとなるものです。
再びルイスのポールセンより。
チラ見せ。
モザーφ250です。
スウェーデンの陶芸家、アヌ・モザーによってデザインされたシンプルで美しいランプ「モザーペンダント」。
ガラスを吹きはじめたときに最初に出来上がるナチュラルなかたち「しずく」を思わせるフォルム。三層の吹きガラス製のグローブは、電球を包み込み、光を柔らかく拡散します。
ヤマギワ|YAMAGIWA
某HMの施工例の写真で見かけて一目ぼれしました。
当然照明の詳細などは載っておらず、探した結果ルイスポールセンだと判明した時のあの絶望。
絶対10万くらいするやん…と思いきや一番大きな250φでもなんとか手が届きそうなお値段。←落差で麻痺している
ところでこの照明は引っ掛けシーリングタイプなので当然根元にカバーがかぽっとつきます。
吹き抜け空間とは言え、二階の天井は普通に2400。
できるだけスッキリと高く、そしてコードを長く見せたかったので、フラットシーリングカバーを採用することにしました。
こういうものを根元につけます。
根元を天井に対し限りなくフラットにさせることができます。
要電気工事なので、採用の場合は事前に電気屋さんにお知らせしてください。
これがですねなんと5,000円もしやがります。
だが自分の手の届くところならいざ知らず、まず何かあっても自分ではどうにもできない部分に果たしてあのカッポリしたカバーをつける必要があるだろうか?いや無い。
というわけで清水の舞台から飛び降りました。
高額なので少しでもお値段をお安く…と探すと、地方の照明屋さんのオンラインストアでモザーが1割引きほどで販売されているのを見つけました。
照明器具の販売-シバタ照明
「コーエーリビング」 デンマーク住宅、家具、照明をご紹介しています
この二店がモザー、フラットシーリングカバーの両方ともの取り扱いを確認できました。
ただし両店とも只今モザーはメーカー欠品中。10月あたりまではあったようです。
次回の入荷は1月末とのことです。タイミングが合う方はぜひぜひ。
タイミングが合わなかった私は素直にヤマギワで購入しました。
フラットシーリングカバーはオンラインストアに掲載されていませんが、問い合わせれば見積りを出して取り寄せてくれますので大丈夫です。
実物は想像以上に繊細で美しい質感でした。
外側は乳白色のガラスでマットかつさらさらとした手触りで色気があります。
コードを引っ掛ける金具のデザインは他に類を見ず、鈍いアルミの光沢が本当にかっこいいの一言です。
このモザーを取り付けて、階段下から見上げる日を心待ちにしています。
今年はこれで最後の記事とさせていただきます。
ブログを始めて約11か月。
自分の自己満足で始めたブログですが、思った以上に多くの方に読まれているようで大変うれしいです。
来年はさらに色んな方と(今これを読んでくれているあなたと!)交流できたらな、と思っております。
それでは皆様よいお年をお迎えください。
2016.12.30 まっく
今年は以上です。
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@ ´ エ`)来年もなにとぞご贔屓にー