羊の家

迷えるヒツジとクマの家づくり 30代夫婦が建築家と工務店と三者四脚で走る備忘録

*お知らせ*Instagramについて

ちょっとお知らせ。

唐突に思いついて昨日このブログのinstgramを始めました。

ブログに書くまでも無い(億劫だし)ささいな家の変化だとか暮らしログ、旅ネタなどを載せる場が欲しいなと思いまして。

www.instagram.com

ほんとに始めたばかりで、投稿数もフォローフォロワーもまだまだこれからなのですが、言いたがりなのでお伝えしちゃいます。

かなりさらっと更新するつもりなので、よかったら見てみてください。
 
 
↓先日の鎌倉旅行のおもひで↓


 

 

   
今日は以上です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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【外構】庭をデザインする②【DIY】

外構DIYされる方結構いらっしゃいますね。
昨日の記事に同志より反響があり嬉しい限りです。

straysheep.hatenadiary.jp

ただ、あの、我が家のDIYは私一人でやってますので(ハムさんは労ってくれるのみ)、そんなに大規模じゃないことを先に申し上げておきますね。
庭をデザインとか大仰なこと言ってますけど、庭と言っても坪庭サイズ程度ですので^^;
 
と、ハードルを下げたところで早速実際に庭を作って参りましょう。
 
 

土づくり

まず掘ります。掘らないと始まらない。
点線内部を掘っていきます。
サイズは横幅200cm、奥行最大80cm、深さは一番深いところで50cmほど掘りました。
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予定では
①掘る
②石を取り除く
③土をふるいにかける
腐葉土等を混ぜ込んで土壌を改良する
の順番で一週間ほどで出来上がる予定だったのですが…。
 
鍬とシャベルで掘り進めるのですが、造成地の宿命で拳サイズの石から両手で抱える程の石まで出るわ出るわ。
石だけじゃなくて、コンクリの塊とか塩ビ管の欠片なんかも出てきますね。

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大きな石はがっつり埋まり込んでいますので、掘り出すのは鍬でもいいですがつるはしがあると楽だと思います。
 
そうして石を取り除くまでは腰が辛いながらもなんとか順調だったのですが、③の土をふるいにかける、これが完全に手動だったこともあり思いのほか大変であまりやる気が起きず、終わらせるまでになんと一か月近くも時間をかけてしまいました。

しかもふるいにかけると使える土は半分ほどに減ってしまいますので、正直労力と結果が見合っているとは思えず、次回からは③は省略して土を全とっかえでいこうと固く心に誓いました。
 
 
ちなみに土ですが、スタンダードに土(赤玉土)7:腐葉土3の組み合わせで作りました。
(実際はふるいにかけた土に赤玉土を足して7としました)
 
混ぜ合わせたものを一週間ほど寝かせて出来上がり!…なのですが、この後も問題が発生します。
 
 

土が足りない

そう土が足りません。
植え付け用の穴を掘る分土は余るかと思いきや、土壌改良された土はフカフカで密度が低い為水締めしていくと土はどんどん消費されていきます。
万が一足りなくなった時の為に培養土25Lを用意していたのですが、それを足してもまだ足りません。

どうしたかと言うと、掘ったものの「この部分は無くても大丈夫だな」という箇所を埋め戻しその分の土を他所に振り分けなんとか完成の形に持っていきました。
結果的には庭の形に凹凸がついてけがの功名となりましたが、思いのほか土を消費することに驚きです。
 
ひとまずの完成後にさらに培養土を足してなんとかギリギリといったところですね。
本来は地面レベルより盛り上げて、少し築山にしたかったのですが全然無理でした。
 
 

ひとまず完成

すみません過程を一切写真に撮っていないので、いきなりほぼ完成状態です。
 
■植え付け直後
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ミニ雑木風?

この時まだ注文した石が届いていなかった為、掘り出した石で仮土留めをしています。
土も足りていません。

分かりづらいですが、樹種を明記
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ちなみにハイノキ1.5m、サラサドウダン1m、マホニア0.4mサイズです。
さすがに3m級の樹木をDIYはできませんが、本格的な雑木の庭にしたいのであれば、より樹高のある木が必要になるでしょう。

思うような植物を販売しているホームセンターや園芸店が近くに無かった為、カレックス以外はネットで購入しました。
通販専門の園芸店が隣市にありましたのでそこに発注。ネットとはいえ、居住地に近いショップの方が気候が変わらず、また移動距離も短いので植物にとっても負担が少ないのではないかと思います。

ハイノキやサラサドウダンが段ボールに入って届いたのには少し驚きましたが、きちんと処理、固定されていたので、(全くのノーダメージというわけではないでしょうが)きれいな状態だったので安心しました。ハサミムシみたいな虫も一緒に入っていたけどな。
 
 
■石を配置

斜め上から見た図
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先ほどの仮石をどけて購入した石を配置。
ハイノキに支柱も立てました。
本当は画面一番左のサルスベリまで緑を繋げたかったのですが、いかんせん土が足り(ry
 
 
スモールとラージを購入。色はアッシュブラック。
ちょっと思ったよりサイズ差が無くてメリハリ不足です。


 
 
目線を下げて
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想定通り、ギボウシ付近はすでに影に入っています。
ハイノキより手前サラサドウダンあたりまでは木漏れ日になるでしょう。
 
■砂利との境界線
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石を配置しない部分はタマリュウ土留め
この画像で見えている砂利の部分は、例の土が足らず埋め戻した部分です。
 
■シダ
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シダ好きなんですよね。
なんだか庭がワンランクアップしたような気がする。
ギボウシも大きくなあれ。
 
 

デザインする上で心がけたこと

できているかできていないかは置いておいて、植物や石の配置で自分なりに意識したことはあります。

整列させない
これは木も石もですが、きっちり整然と並べるのではなく、高いもの低いもの大きいもの小さいものをランダムに置くこと、直線状に並べないこと。
境界線はゆるやかにアールを描いたり、凹凸をつけてメリハリを意識します。

自然な下草
なんというか生えてきちゃった感を演出するというイメージです。
シダを石の上から飛び出させてみたり、石の間からグラウンドカバーを覗かせてみたり。
「整列させない」とも通じますが、実際こんな風に生えてくるだろうな、ということを想像しながら植えました。

成長後を想定する
下草がわちゃわちゃして見えますが、割と地面自体はスカスカです。
グラウンドカバーが広がったり、ギボウシが大きくなることを想定してスペースを空けました。

あと今回は叶いませんでしたが地面に高低差をつけること
奥を高くすれば小さな植物も自然に顔を出せるので、実際よりもボリュームを演出できます。
いかんせん土が(ry

大体新美園さんのサイトで学んだことです。

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注意点&今後について

何度も言いますが、土は想像以上に消費します。
素人考えの2倍以上は必要ではないでしょうか。
ふるいにかけるのがとにかく大変だったので、次回土を再利用することは致しません。
培養土を利用するかどうかは分かりませんが、余裕を持って土の量を確保することにします。
とにかく土が無いことにはデザインにも制限が出てきますので。
 
 
現在植え付けて10日以上経ちました。土づくりに時間をかけてしまったので、当初の計画より遅くなりましたが、なんとか梅雨前に終わらせられたのでほっとしています。

しばらくは根付いていない為不安定なので、少しハイノキが葉を落とす場面が見られますが、徐々に安定してきていると思います。
植え付け直後は結構思い切って水を与えた方がいいみたいですね。入梅前の今の時期の水遣りがとても大事だそうなので、土の様子を見ながらしっかり行っていきたいと思います。
 
ハイノキもサラサドウダンも少し暑さに弱いので、植え付け初年度の今年は日除けの対策なども考えています。
どうにか夏を乗り越えてくれ!と祈るような気持ちです。
 
 
植栽に関しては今シーズンはこれにて終了!
まだまだサルスベリを越えてフェンス沿いにあと2.3本植樹するつもりですが、まずは今回作ったスペースが根付いて落ち着くまでは小休止。

ですが、飛び石を敷いたり、家庭菜園スペースを作ったりとやるべきことは山ほどありますので、とりかかり次第またご報告できればと思います。

 

 
 
今日は以上です。
 
 
 
 
 
 
 
 
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【外構】庭をデザインする【DIY】

こんにちは。最近良いお天気でございますね~。
内覧会の続き…といきたいところ、今日はちょっと庭について書かせて。新鮮なうちに書かせて。
オッケー?ありがとう。
 
我が家の植栽は、道路側である家の正面は外構屋さんにお願いしてそれなりに形は整えていただいていますし、以前記事にしたように花壇に色々植え付けるなどして楽しんでいました。
今回問題なのは家の裏側、プライベートスペースの庭です。
 
まずはこちらをご覧ください。今年の4月頭の画像です。
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簡単に説明しますと、我が家のLDKはL字型になっておりまして、そのL字の凹み部分にウッドデッキがあります。
そしてそこから見える庭というか猫の額というか通路に毛が生えた程度の奥行しかありませんが、とにかく庭が死ぬほど殺風景なんです。
 
一応サルスベリのみ植えていただいていますが、落葉樹な為画像の時点では砂利におハゲのサルスベリがぼっち状態という悲惨な状況です。
夏になれば花が咲き誇ってそれなりに見ごたえもあるのですが、庭としてあまりにも寂しいですよね。
 
 
よしいっちょ庭を作ろうじゃないか。
と立ち上がったのが4月の中頃でございました。
 
 

どんな庭にする?

さてどんな雰囲気にしようか。

最近は雑木の庭が主流になってきています。
野趣あふれる自然風の植栽で、人工的ではなく身近にある里山の雰囲気が人気を集めていますね。

雑木の庭と言えば荻野寿也さんが有名。

我が家の分譲地でも本格的な雑木の庭、という方はほぼいらっしゃいませんが(一軒近いお宅があるかな?)、門柱周りやシンボルツリー周りのデザインなどはちょっとした雑木風でナチュラルなお宅が多いです。
 
 
そして我が家に合う雑木の庭とは?と考えた時、自然ありのままの山野の雰囲気よりも少し作り込んだ方が良いと思いました。
イメージに近い施工例を探していると出会ったのが千葉県の新美園という造園業者さんです。

施工例の「自然風の庭」カテゴリはどれも素敵でしたが、特にこのA様邸の施工例を参考にさせていただきました。
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日陰の庭環境を活かしたナチュラルガーデン-市川市A様邸 | 自然風の庭・ナチュラルガーデン,お庭の目隠し,樹脂フェンス | 千葉県 東京都の造園 植栽 庭施工 【造園業専門店 新美園】

作り込み過ぎてはないのですが、いわゆる「雑木の庭」よりはかっちりデザインされており、またほんの少し和のエッセンスを取り入れた感が理想通りです。

雑木に関しては、生態系や土中環境の改善など見た目だけでは無い深い知識も必要になりますが、なんせ個人のDIYなので形から入ります。
 
 

何を植える?

考えなければいけないことは大きく3つ。
 
① 樹木の高さ
② 日向向きか日陰向きか
③ 常緑性か落葉性か
 
それに対する我が家の条件は
① 中高木2本、低木1本、地被植物、下草(シダ)が欲しい
② 午前中は日当たり良好午後は日陰
③ 常緑または多年草希望

大体雑木の庭に植えられている植物は半日陰~日陰で我が家向きだったので、選択はそれほど困難ではありませんでした。
上の条件に加え、木の成長スピード、成長後のサイズを考慮しつつ新美園さんの施工例からアイデアをパク…お借りして種類を決めていきました。
 
先ほどの寂しい庭画像を今一度見ていただきますと、隣家というか前(南側)の家の影が結構伸びてますよね。
これは四月頭の13時ごろに撮影したものです。
つまり年間通して、午後はほぼ日陰になる部分が多いことが分かります。風通しもよく(ちょっとよすぎるかも)植物にとってはそこそこ恵まれた環境なのではないでしょうか。
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真夏でも隣家との境界線付近は午前中にも早々に日陰に入りますので、矢印の通り右側に行くほど日陰向き左側に行くほど日向でもまあ大丈夫な植物を配置していくことにしました。
 
 
選んだ植物たちは以下です。

・ハイノキ
常緑小高木、常緑樹には珍しく非常に繊細で可愛らしい葉。
畑ものは日当たりが良くてもOKとは言うが、葉焼けを起こすので半日陰推奨。
成長が遅く自然樹形でOK。
 
・サラサドウダンツツジ
ドウダンツツジとは性質が異なるので注意!
落葉低木、特徴的な垂れ下がる花がつく。
本来涼地で育つものなので、耐寒性は強いが、耐暑性は弱い。夏は要注意。
こちらも成長が遅く自然樹形を楽しむものなので剪定の手間いらず。

・マホニア・コンフューサ
常緑低木、秋に黄色い花が咲く。
耐寒性、耐暑性共に強く育てやすい。
直射日光は葉焼けする。若干乾燥に弱い。

ギボウシ(ファーンライン)
存在感のある日陰向きの植物。
冬は地上部が枯れる。
サイズ柄とも多種多様なのでお好みに合わせてどうぞ。
我が家は美しいブルー系のファーンラインをチョイス。

・ベニシダ
半日陰常緑シダ植物。
乾燥が苦手。高温多湿に強い。
シダがあるとグッと和の風味が足される。

フッキソウ
富貴草。グランドカバーに。
草丈が低く、頑健で日当たりは無くても大丈夫。
成長は遅いが横に広がっていく。

・ミスカンサス
本来イネ科の植物だが、斑入りのリュウノヒゲ(オフィオポゴン)や斑入りヤブランリリオペ)もミスカンサスとして流通している。
ちなみに販売ショップでは別名オフィオポゴンとあったのでリュウノヒゲかと思いきや「斑入りヤブランです」とも書いており、結局なんだか分からない。しばらく様子を見たいと思う。

・カレックス
わしゃわしゃした常緑多年草グラス。 約2000種ある属の一つ。 ピンと上に立つセキショウが欲しかったのだけど、近所の園芸店で状態が良かったので購入。
耐陰性、耐寒性が強い。

・タマリュウ
耐暑性・耐寒性・耐陰性があり、とにかく頑健。
土地留めと和の雰囲気を出す為に購入。
 
 
さて次回、実際に植えるところから始めます。

 

 
 
今日は以上です。
 
 
 
 
 
 
 
 
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