羊の家

迷えるヒツジとクマの家づくり 30代夫婦が建築家と工務店と三者四脚で走る備忘録

ダイニングの照明の選び方【画像多め】

さて今日はダイニングの照明のお話です。はじまりはじまり~。
 
あ、前回よりブログ村のバナーの画像を変えてみました!
やっとオリジナル画像です。
羊のバランスが悪いのでまた修正するかも

 
 

ダイニング照明の条件

 
ダイニングの照明に関しては、設計完了後から結構長い間探しました。
DKの照明計画は以下のようになっています。
 
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ライン状…ダクトレール
◎…ダウンライト
〇に横線…ペンダントライト(引っ掛けシーリング)

図面で見るとお分かりのように、ダイニング空間にはペンダント一灯の照明しか配置していません。
複数吊り下げるタイプの照明であればいくつか候補はあったのですが、キッチンの方をダクトレールでの複数スポットライトにしていたので、複数パターンは使えなかったのです。
 
そこで立ちはだかるのが「一灯で果たしてダイニング全体を明るくできるだろうか?」という問題です。
ダイニングは割と温かみのある暗めの色でも問題ないと私は思うのですが、ほら、うちには明るくないと不安になる人がおりますでしょ。
 
ということで、「天井まで照らせるもの」というのが絶対条件となりました。
 
天井まで光が広がる、ということで一番に思い出すのはPH5でしょうか。


 
定番中の定番であまりにもそこかしこに登場するので若干食傷気味ではあるのですが、照明選びが難航するにつれやはりこれ以上の照明は無いのだなと思うようになりました。
多くの人が選ばれてるのにも納得ですね。
 
しかしモザーさんがおりますのでもうルイスポールセンはいいだろう、ということで他を探すことになります。
そもそも我が家にはPH5を買えるだけの残り玉はありませんでしたしね。
 
 

選んだのはflameのcannele

Mサイズのベージュです。(2017/03/17現在欠品中)
 
前回の画像にも写っていたこれです↓
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cannele M(カヌレM)|ペンダント照明|商品詳細ページ|照明・インテリア雑貨 販売 flame

canneleはカヌレと読みます。
flameは他にもmuffin、shiffon、creme、torteと言った美味しそうな名前の照明がたくさんあります。
 
flameで有名なのは凸ランプですね。
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凸LAMP M30(デコランプM30)|ペンダント照明|商品詳細ページ|照明・インテリア雑貨 販売 flame

私はこれしか知らずモダンなイメージがあったのですが、今回初めてサイトを見て思ったよりナチュラルなメーカーだと知りました。
凸ランプはクリエイティブユニット「graf」とのコラボ商品ということで、他のものとは少し雰囲気が違うのでしょうね。
 
flameの店舗は芦屋にありましたが、例のごとくそこまで出かける気力はもう我々にはありませんでした。
実物を見ないままオンラインで発注するのは少し不安を感じていたある日。
 
ダイニングテーブルを購入した地元のインテリアショップの照明が全てflameのものであることに気づいたのです。
(凸ランプがあるのは以前から知っていた)
canneleは残念ながら取り扱いがなかったのですが、気になっていたシェードの素材感を別の商品で確認できたので安心して注文することができたのでした。
コットンでもコーティングがされているので素朴感があまりなくモダン方向でもいけると思ったのです。
 
 

明るさと取り付け位置

 
flame商品(ペンダント)の明るさと広がりの比較図です。
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ペンダント 灯りの相関図|ペンダント照明|製品紹介|照明・インテリア雑貨 販売 flame

canneleは右上に位置しており、最も光が広がりかつ明るい部類です。
とはいえこれはflame基準で、一般的にはそこまで明るくないと思っていいです。
雰囲気を重要視される方にはおススメ。
 
実際使ってみてどうか?というと。
リビングやキッチンも照明がついていることが多いので全く問題ありません。
もし光量が足りなければ、ダイニング奥に予備のエアコンコンセントがありますのでそこにブラケットを追加しようと考えていましたが今のところ大丈夫そうです。
 
 
また照明の高さですが、テーブルより70㎝上に照明の下端が来ることが推奨されています。
雰囲気は抜群ですが、恐らく照明にそれほど興味の無い方(例:ハムさん)からは「低い」「邪魔」と切り捨てられるでしょう。

もう一つ残念なのは、下からは照明器具が見えないようにデザインされているのですが上はそうではないというところです。
普通に立っていれば私(160cm)からは見えないのですがハムさん(183cm)からは丸見えなんですね。

こんな風に。
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上もカバーしてしまうとそれはそれでデザイン的にどうなのという感じもするので難しいところです。
 
そのうち照明の高さはもう少し上げると思われます。
 
 

その他の候補たち

 
照明探しの中で候補に挙がった素晴らしい作品達をご紹介して今日は終わりたいと思います。
 
MaxRay eclipse【エクリプス】
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マックスレイ MAXRAY ペンダント eclipse 40-40415-02-91|商品紹介|照明器具の通信販売・インテリア照明の通販【ライトスタイル】

LEDを使用することで実現した「光源の不在」をテーマにしたデザイン。
エクリプスのネーミングは、光源の見えないフォルムから「日蝕」をイメージしました。

デザインされた山中教授はtwitterでフォローするくらいには尊敬しております。
昨今の「男前」とは違った意味でのインダストリアルだなあ、と思います。
 
レミングハウス PERA
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中村 好文 | 高岡銅器団地協同組合
 
建築家中村好文さんデザインのペンダントです。
ルイスポールセンのトルボーとよく似てるのですが何かが決定的に違うのですよね。
トルボーは我が家にも合うかもしれないけどPERAは似合わない。
不思議不思議。
条件には合致していたので残念です。
 
Moare Rita
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Rita (リタ)ダイニングペンダント | MOARE

羽の中にも光が拡散するよう設計されています。
またRitaという名前は下から見たフォルムが、Margherita(マーガレット)にも見えたらしくマルゲリータの最後を取ってRitaと名付けられたんだそうです。
 
実は柏木工ショールームの記事に登場しています。

straysheep.hatenadiary.jp
こちらはホワイトスプルスバージョン。

大分好きだったのですが、ハムさんに不評なのとやはり予算の壁が…。
 
ルイスポールセン AJロイヤル  
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AJ ロイヤル - Louis Poulsen

アルネヤコブセンAJシリーズ。
初期はこれを考えていましたが、どうにも我が家に似合わないのとまたしても予算の壁が…。
 
 
 
ここからどうやってcanneleに辿り着いたかというと、また別の地元インテリアショップで見かけたARTWAORKSTUDIOのヘリオスがきっかけでした。
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ペンダントライト 3灯 ヘリオス Helios ARTWORKSTUDIO 【照明器具 ナチュラル】|おしゃれなインテリア用品・生活雑貨通販サイト アニマンド
 
サイズが小さく質感がチープだったので採用には至りませんでしたが、大きなヒントとなりました。

これ自体はもう生産終了しているのでしょうか?
ネットで販売されているところは見つかりませんでした。

 

 

 
 
 
 
 
今日は以上です。
 
 
 
 
 
 
 
 
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@ ´ エ`)素敵な照明イパーイね。