【屋根】瓦とガルバの両方使います
昨日はWさんとちょこっとだけ現場打ち合わせでした。
照明の高さなどの確認です。
棟梁はお休みでしたが、瓦屋さんがいらっしゃいました。
一日で終わりな上、作業はほぼ完了していたのでぎりぎりお会いできてよかったです。
というか知ってたらもっと早くに来てたのにー。
上棟の時にも少しお会いできたのですが、この瓦屋さん実はめちゃめちゃかっこいいんです…!
イケメン、というよりも「ハンサム」という形容がしっくりくる見目麗しい方。
なのに気さくで常に笑顔が素敵なのです。
( ・(∀)・)「手ー振ってくれたー」
@ ´ エ`) 「(何故…)」
人たらし感半端ないです。
いつかまた瓦が割れた時(縁起でもない)お世話になりますので、その日までごきげんよう。
我が家の屋根事情
我が家の屋根の形状は、前面道路に向かって下がる片流れ屋根となっております。
S先生からの提案は、1.5寸という超緩勾配でした。
勾配が緩すぎて正面から見ると全く屋根の上部は見えません。というかどこからも見えません。
余談ですが、私片流れって苦手だったのですね。
でも色々見るうちに苦手なのは、道路から見て左右に流れてる急勾配の片流れだと分かってきました。
なんというか、モダンが過ぎると言いますか。
マイホームデザイナーで外観を3Dに起こした時、緩勾配ってかっこいい…!とホレボレしました。
というわけで、この勾配をキープすべく屋根材を選んでいくことになります。
緩勾配のメリット・デメリット
緩勾配の屋根は最近増えてきたな、という印象です。
ですが、採用する場合はデメリットも把握しておく必要があります。
というか緩勾配はデメリットが多いので、施工会社によってはあまり歓迎されないかもしれません。
【緩勾配のメリット】
・強風に強い
(傾斜が緩いので風の影響が少ない)
・コスト
(屋根面積が急勾配よりは抑えられる/修理やメンテナンスで足場が必須ではない)
・デザイン性の高さ
(ただし建物とのバランスが難しいので高い設計力が必要)
【緩勾配のデメリット】
・雨漏りのリスク
(雨が屋根に留まりやすく、雨漏りの危険性が高まる)
・耐久性が低い
(ホコリや落ち葉などが付着しやすく腐食を早める可能性がある)
・屋根材が限定される
(大体ガルバリウム鋼板)
屋根の最大の目的は「雨を流すこと」です。
緩勾配の屋根はその目的からいくとちょっと力不足と言わざるを得ません。
その為屋根材は、耐用年数が長く且つ軽量で強度も防錆性も排水能力も高いガルバ一択。
もちろん我が家も最初からガルバ(銀黒)が指定されていました。
ガルバでも横葺き、中でも一文字葺きが大好きなのですが先述の通り全く見えませんので、性能と価格に優れた縦葺きの採用となりました。
もっともガルバでも横葺きは2寸勾配~の対応になるので、どっちにしても駄目でしたね。
平板瓦が好き!
私、平板瓦が大好きで絶対使いたかったんです。
なので下屋は平板瓦にしたい、とワガママを言いました。
勿論1.5寸対応の瓦はありませんので(大体4寸~が通常)、少しだけ勾配は大屋根と変わります。
S先生からの提案は鶴弥さんのスーパートライ110 スマート。
多分現行の平板瓦の中で最もフラットでスマートなものだと思います。
しかし対応勾配は3.5寸~でした。
できるだけ大屋根との勾配差は無くしたい…と探しに探し見つけたのが三州野安さんのFS-40Nです。
カタログはコチラ→★
対応勾配は業界最高の2.5寸~。
すこーしだけ鶴弥さんにフラットさは劣るものの十分かっこいい!
採用!
2.5寸でも道路からはほぼ見えないと言われ、実際そうなのですがいいんです。
なぜなら
チラ(サッシもすでに施工済です)
2階のホールから見て楽しむ為なのですー!
おまけ
今回の記事の為に鶴弥さんのサイトを久しぶりに見ると、なんと…
スーパートライ110スマートも2.5寸勾配対応にリニューアルしていました!
→スーパートライ110 スマート | 瓦 | 【三州瓦】防災瓦の株式会社鶴弥
しかも11月から!くぅ~!
ちなみに瓦の対応勾配は屋根の長さによっても変わってきます。
2.5寸は大体4~6mくらいまでです。
今回のリニューアルでスーパートライ110スマートが10mまで3.5寸でOKになったので、もし大屋根も平板瓦にしていたらすごく迫力のある屋根になって、それはそれでかっこよかっただろうなあと思います。
今日は以上です。
↓瓦もイイネ!とクリックしていただけるとやる気が出ます。
一戸建て建築設計事務所ランキングに飛びます
一戸建て注文住宅ランキングに飛びます
@ ´ エ`)実によい。(ご満悦)