減額調整の鬼② 心の叫び
連休の最終日に何度目かの大阪遠征に繰り出しました。
いつも通りショールームを回れるだけ回ったのですが、名古屋モザイク、平田タイル、ニッタイといったタイル系が軒並み祝日は休みで凹みました。
タイルは絶対に実物を見るように言われているので、また次回土曜日にリベンジしたいと思います。
ちゃんと調べてから行け。
ちなみに大体梅田近辺、四ツ橋、本町あたりをウロウロしています。
歩きすぎて翌日筋肉痛になったまっくですこんばんは。(車社会の田舎者ゆえ普段の運動量が少ない)
さて暗雲立ち込める感じで終わった①の続きです。
あ「絶対に手をつけないもの」ですが、あくまでも意匠面の話で、構造(特に耐震)に関しては減額対象外なので、手をつけないのは言わずもがななことをご了承ください。
ここまで減額が進まないとなると、私もわがままを言ってる場合ではありません。
@ ´ エ`)「キッチン予算…50万下げます!」
これにはハムさんもWさん達もびっくり。
; ・(エ)・)「いいの?ていうかできるの?」
@ ´ エ`)「がんばる。それに建物価格に対する割合が高すぎる。分不相応。」
というわけで、リシェルライン-50万が新しくキッチンの予算となりました。
ここで100万と言わないところが私のセコイところです。
とはいえ、50万下げても焼け石に水。
とうとう譲れないものその1の「外壁」にも手をつけることにしました。
家の形は大ざっぱに言うと、北西に玄関(1階のみ)が出っ張って、南にL字LDKの欠けがあります。
図のグリーンの部分が、元々レッドシダーの羽目板だったものをサイディングに変更した部分。
黄色の部分は総二階になっていて全面塗り壁(ジョリパット)の予定でした。
この塗り壁の玄関側の一面以外を、リシン吹き付けに変更する作戦です。
これは元々、予算的に難しそうだった時の為にあらかじめ覚悟していた部分です。
サイディング下地になるので目地が出現することになりますが、家の表側でないのならば妥協しよう…。
これで百万単位の減額になるなら…と血の涙を飲み…見積書を見つめ…見積書………あれ?
@ ´ エ`)「…あのーひょっとしてこの三面(玄関側以外)てリシンだったりします…?」
(Fくん)「はいそうです。」
すでにリシンだったーーーー!!
ぷつん…
ここで私の中の何かが切れました。
我が家は、ありったけの夢を詰め込んで計画してきたわけではありません。
最初から身の丈に合った家づくりを心掛けてきました。
ビルトインガレージもない
暖炉があるわけでもない
タイル床でもない
キッチンは予算かけた方だけど、リネアタラーラやブルトハウプってわけでもない
お風呂も在来工法でもない
窓も大開口とかじゃない
建具も製作じゃない
エレベーターもない
防音室もない
プールもない
↑思いつく限りの贅沢仕様
高気密・高断熱でもない
太陽光発電もしない
全館空調でもない
吹き抜けもない
無垢床でもない
床暖房もない
内壁はクロスだし
鉄骨階段もあきらめた
断熱材だってグラスウール
ないないづくしのないづくし。
そのほとんどは自分たちで望んでそうしたものだったけど。
それなのに全然足りないってどういうことだってばよ。
じゃあ
外壁はサイディングにして?
建具は○○の××(自粛)にして?
キッチンは△△(自粛)にして?
床はシートフローリングで?
造作家具も全部取りやめで?
何千万も出して、好きじゃないものばかりを集めた家に住みたい人なんているの?
我が家の予算は潤沢ではないにせよ、ローコストでもないと思います。
しかし金額の問題ではなくて、この仕様で何故この値段になるのかが全く理解できなかったのです。
暴言失礼しました。
今日はここまで。
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@ ´ エ`)すみません。山が動くの次回みたいです。