外構のルール
家づくりの諸先輩方の声で「外構にまで費用を回せなかった」という後悔がちょいちょいありますね。
家づくりの予算を考える中で、私たちも初めは外構費はきれいに抜け落ちていましたし、そんなにかかるもの、かけるものだとは思っていませんでした。
土間コンとか意外としますよね。
建物にお金をかけ過ぎたので、外構は住んでからおいおい…というのはよく聞く話です。
それと同時に「外構によって家の見栄えが何倍も変わる」ということもよく言われています。
確かにいくらシンプルが好きでも、外構までシンプルにしてしまうとシンプルを通り越して貧相な印象になってしまう気がします。
逆に昔ながらの住宅も、外構のセンスがいいと一気に「素敵ー!」となります。
外壁よりも、外構に力を入れた方が外観のクオリティを上げるには効果的なんですね。
どっちか選べと言われたら外構を選ぼう……うぅそんなに割り切れない。
あと建物の外観と外構はセットで考えた方がよさそうですね。
どちらにも好みのものを集めてインパクトを持たせるとちょっとうるさいかも。何事もバランス大事。
統一外構
我が家の買った分譲地には、外構計画に一定のルールが設けられています。
統一された街並みを形成することによる、住みやすさと分譲地の資産価値向上が目的らしいです。
一部を紹介すると
①オープン外構
②駐車場のタイヤ通過部分は舗装必至
・ただしコンクリベタ打ちor砂利石の敷き詰めのみは不可
・意匠性を高めること
・もしくはスリットを設けて砂利か植栽のこと
③3方を壁で囲まれた車庫は禁止(ただしビルトインガレージはOK)
④機能門柱の禁止
⑤道路から玄関までアプローチを作ること
⑥シンボルツリーを植えること
⑦外構工事は入居後半年以内に必ず完成させる
この他にもいくつかあるのですが、全体的に周囲との調和を著しく損ねる工事は禁止です。
その為、ルールをよく理解しているT2社お抱えの工事業者にしか施工を依頼できません。
一応5社から選べるので、相見積りもOKとのことです。
余裕さえあれば、普通っちゃ普通のルールですよね。ええ余裕さえあれば。
ただこのルールがあることで、計画の初期段階から外構費を確保できるのは利点だと思います。
どうしても考えるのが最後になってしわ寄せが行きがちですので。
その分建物の予算調整に苦労しますけど…。
防犯灯の設置
もう一つ特徴的なルールが、道路沿いに高さ1m以下の防犯灯を設置すること、です。
これはとても良いルールだと思います。
夜間に同シリーズの分譲地に行った時、すごく明るくて夜道が全く怖くなかったです。
ただ気になったのは、この防犯灯の種類と位置について。
皆がそれぞれ好きなもの(似たものではあるけれども)を好きな位置に設置しているので、ちょっと印象が雑然としてしまっているんです。
照明の色もまちまちですし。
今の自宅の近くにセキ○イさんの分譲地があるんですが、全ての区画に同じ灯を同じ位置(多分)に設置しています。
夜間の灯りが整然と並んでとても美しいです。
さすがセキ○イさん、と言わざるをえません。
位置の固定には賛否あるとは思います。
実際分譲地の第1期では、防犯灯の設置義務だけでも結構モメたそうなので。
実際出来上がってみると皆さん満足されたそうなのですが。
個人的には防犯灯の種類と位置は、指定した方がより美しい街並みになると思います。
好きなエクステリア
自分のPinterestを見ていると、だんだん好みが分かってきました。
どうも色とりどり華やかーというのよりは、石と緑が肝みたいです。
これとか
玄関ポーチ(ナツミカンの木と家) - 外観事例|SUVACO(スバコ)
これとか
アプローチ / 植栽 / 門まわり Tiled Approach / Plants / Post | Exterior | Pinterest | 植物 と 庭
これとか
外構をウッド門柱とシンボルツリーで和モダンに:施工事例:エクステリア(外構造園)工事 - 横浜 風知蒼
落ち着いていていいですね。
門柱の足元とか、アプローチの傍とかにわしゃわしゃーっと緑が植わってるのが好きみたいです。
和に寄ってなくてもいいので
modern-or-contemporary-architecture-which-style-is-for-you
これも好きです。外壁とのバランスがいいですね!
さてどんな仕上がりになりますやら…。
今日は以上です。
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